結局「Answer★星と惹かれ合うマトリックス」ってなんだったんだろう②
①からだいぶ空いてしまいました。
というのも、①を書いてからの間に瞬礼祭がきて、そちらの方は自分の中で納得がいくものだったのでこのマトリックスに対する違和感が風化してしまったところがありました……。
しかし最近あんスタにハマってくれた友人①からは「え、マトリックスって結局読んだ方がいい?読まない方がいい?」と聞かれ、私が語彙力がないため混乱させられてる友人②(あんスタはやってないのに二次創作をよく読む)からは「弟くん(一彩)って宇宙人なの?」などややこしいことになってきたためやはり自分の中で整理をするためにも書き切ろうと思う。
①はこちら、
今回は
②イラストや曲とストーリーの乖離
について話していこうと思います。
ちなみに前回と同じくカップリングがどうこうはアクセル全開(今回はそんなに出さない予定ですが)なので地雷がある人は気をつけてください。メイン第1章をはじめ、ストーリーのネタバレも自己責任でお願いします。
①初見で予告を見た時の私
ここは、備忘録みたいなところがあるのでどうでもいいよーって人は飛ばしてください。
マトリックスって何?状態の人は初見のイメージで楽しんでください。
悪いことを言わないのでマトリックスに関する全ての記憶を失ったと思ってこちらの予告を見てください。
この予告発表を私は事前に確認してて15:00ぴったりにYouTubeを開いて授業中(良い子は真似しないでね、てかわたしも何してるんだ)にも関わらず泣きました。
なんだろう、この光に満ちたイントロ、今までずっと横に並び共に高め合ってきたけれども、交わることがなかったALKALOIDとCrazy:Bが同じ舞台に立っている……感無量です。
もうね、あの、このお揃いの衣装ってだけでクリティカルヒットだし、HiMERUと巽が背中合わせて立ってるということだけでありえんレベルなんですよ。(スタライBNSの時はHiMERUがあからさまに巽と距離をとるなどしてた)
ああ、あれから一年たってるんだな……と。本当にしみじみ。
はい、ここから問題のシーンになります。
なんで泣いてるんだろう。
確かにここまでの流れで⭐︎5である藍良、HiMERU、燐音も泣いてた。でも彼らは幸せの、歓喜の涙だった。
でもこの一彩の涙は?
困り眉で、何が叫んでいるようにも見える。
当時見てた自分の予想としては、「これは違う!」と言おうとした一彩を燐音が無理やり押さえつけて「これでいいんだよ、ほら見ろよ」みたいな感じで諭してるシーンなのかなって。
予告の最後も曲が中途半端なところでぶちっと、切れるようにして終わり、みんなの「ありがとう!」という声。
当時の私の予想
予告解禁された直後の自分の予想としては
①燐音の過去についての言及がある/イベント自体が燐音に寄ったストーリー構成になる
メインストーリーの初めの方で天城燐音というアイドルに対して藍良は「いくら自分がドルオタとはいえ全員を把握しきれているわけではない(意訳)」と発言していた。つまり、藍良の印象にはそこまで残らないマイナーなアイドル、そして最後の正統派アイドルの燐音。
彼が一度アイドルとしての夢を諦めて、Crazy:Bとして再び活動し出すまでには確かに空白がある。(もっというならニキとコンビだった時期とか掘り下げが欲しい)
燐音が追いかけていたアイドル像(=ほんもののアイドル)を辿る展開になるのかなーと思ってた。でも今から考えるとほんもののアイドルっていうのはメインストである程度正解を出してるのでほんもののアイドルを辿る展開、という予想は違ったな、と。(思っていたわけですが実際は)
②天城村に行く展開がある/天城村でトラブルが起こる
ほぼ天城村に行くのは間違いないと断言します。元々天城村自体がブラックボックスというか、ESを始めとし現代社会よりもはるかに退化した文明、時代遅れな風習……、前々からそれとなく匂わせはありましたがガッツリ言及というものはありませんでした。
特にES一年目のフィナーレ、ツッコむのであればちょうどいい話題でしょう。
巽のこのスチルからあるようになんらかのトラブルがあるんだろうなーと。
リーダー交換というのも気になったけどそれ自体は全体的な話題にはならないのかなと予想。
「リーダー交換してたら天城村が大変なことになったっしょwwwキャハハ急いで行くぞお前ら!」
的な感じ。
③最終的な予想として
天城村でトラブル発生
↓
燐音がアイドルを辞める必要がある
↓
最後のライブになる(でもそのことをみんなは知らなかった)
だから一彩は初めてライブでその事実を知らされ、ショックで「兄さん、考え直してよ!」と泣きながら懇願するも燐音が「もういいんだよ、ほら見ろよこんなにもファンがいる、俺はこれで満足だよ……。ありがとな一彩」
↓
燐音アイドル引退
↓
いやだめだろ
↓
色々ある
↓
もう一回燐音おかえりライブ
で、まあ1番大事なラストに天城兄弟のイラストないんかーいとはなりそうなので書き下ろしとか……あるのかなと密かに期待してた。(全然ストーリー構成違いましたけどね)
②実際のストーリー
ネタバレします!!とは言っていても最初から最後まで語ってしまうのは流石にどうかと思うので適度に伏せながらざっとストーリーを追います。
まああの私の勝手な話ですけど、HiMERUさんって少し意地悪な笑いでこんなに幸せそうで満足感を得た笑い方をする人ではないと思うんですよ。なんか、元々はちゃんと表情に相応しいセリフと流れがあったのに事情があって変えなくちゃいけなくなりました→笑ってんじゃん、どうすんだよ→あー、意地悪な笑いでいいか。というような大人の事情が透けてきてる。
なんだろう、オブリガートの開花後の笑顔とかも意地悪な笑みなの?
しかも微妙に困り眉というか呆れ笑いというか。これ当時見ててイラストとセリフだいぶ違うだろって思ってしまった。(まあ私がHiMERUに対して色々考えちゃってるせいもあるけど)
幸せ全開の表情なのに、実際はとても困惑してるシーンという。
これ愛を全面に受けて胸がいっぱいです!みたいなシーンかと思ったのに……。
もうこれは一彩に「結婚しよう藍良」とか言われて両思いだァのシーンでいいですか。この後に「僕と結婚すれば云々」みたいな会話もあったし。(こうして人間の記憶は改ざんされる)
☆4勢のスチルが出た時のセリフは「~♪~♪~♪」なので、まあこれは見たまんまなのでよいかなと。
さて、一番肝心の天城兄弟は……
どう考えても『~……♪』の顔ではないだろ!!!!(キレ気味)
同じスチルアルバムでも、燐音の方のセリフは当時読んでて普通に感動したので一応伏せときます。
③実際のストーリーを読んで
開花前の方は特に不満はなかったです。スチルが出るタイミングも想像は外れてしまったけど、適切なタイミングだったかなと。まあ巽が足組むのか組まないのか問題は考えないことにしますよ。
ただ、やっぱり開花後、特に☆5の子たちは何かが違う。
MVとスチルのポーズで同じようなシーンがあることから、MV→スチル→ストーリーとかの順序だったかな。
今回この記事を書くにあたってもう一回読み直したけど、ラストでみんなが泣いてる意味が分からなかった。(滝汗が涙に見えただけかな)
一彩については、ES一年目のフィナーレという肝心なイベントで必要もなくよく分からない表情をして、しかもそれで色々グッズ化されてしまった。
……全くよくないけど、まだ普通のイベントや☆5の開花後ならいいですよ、もうなんか私の最推しのF1のポージング「背中がかゆいけど届かないポーズ」って呼ばれてるんで、基本的にはいかなる作画崩壊でも受け入れる方針ですけど、やっぱりこの一彩は……ダメだった。
当時のTwitterで見た意見で、「天城兄弟で同じスチルにすれば、描く絵が減るから省エネってこと?」というのがあって考えたくはないけど一理あるなと。せっかくなら兄弟が写ってるスチルを描きたかったのはわかるけど、それなら表情を差別化するとかしてほしかったな……。開花前のスチルが好きなだけに余計に。
④曲との乖離
今回の新曲、『SAKE OF LOVE』自体は本当に好き。
出だしの星が輝くようなピアノの音とバラバラの夏を過ごしたCrazy:BとALKALOIDが一つになった声。そこからまさに飛び回る蜂とスートのような力強いギター……。
歌詞も今までの2ユニットの歴史を辿っているような希望に満ちたもので、一言一句が素晴らしい。
……ストーリー追ってなくて草。(サブタイトルにしておいてこれで終わりです)
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