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【星紡夜話】明転遭逢 2025/1/24

せいやは震えていたが、他の魔術師達は子供のように駄々をこねていた。

魔術師「。。何がアダムカドモンだ!!なにが!!!」

不思議なことに、痛くもかゆくもない。
昨日までなら、「ああまた私は自分の正体をばらしてキチガイ扱いされるわ」と自嘲していたのに、
今は自分を卑下する感情すら湧いてこない。

クズが駄々こねてるだけだわ。手が届かないものを目の当たりにして、
スーパーマーケットの床に寝転がってママを屈伏させようとするクソガキが。

私は随分と、このクズ魔術師達に思考感情を操られ、自分を卑下させられていたようだ。
2025年1月24日 3時52分


自分の足で歩くか、誰かに寄生するか。

ひとつ質問してもいい?

私の肉体が男性で、
私がマーリンの波動を帯び、
あなた達の前に現れたら、

あなた達は私になんて言うの?

「キチガイ!」
って言うの?

それとも、
「教祖様!」
といって群がり、教えを請いに行くの?

どうして私の肉体が女性で、ニニアンの波動を帯びていると、
私がアダムカドモンではないと否定するのかしら。

それはあなたがアダムカドモンになれないことを意味するわ。

あなたは永遠にアダムカドモンになれないのよ、自称魔術師さん。

だってあなたは、絶対にマーリンではないのだもの。だからマーリンではないあなたがアダムカドモンになれるわけがない。

だったら、魔術なんてやっていても無駄じゃない?
あなたはもう魔術なんて辞めてしまいなさい。


私の中で喋っていたのは、明らかにマーシアだった。
2025年1月24日 3時59分


どこかの老人の声が喋った。
「。。導いて欲しいのなら、キリスト教を信仰すればいい。。キリスト教は奥が深い。。深く学べば学ぶほどに。。。」

なんかねえ、
100年前の衛承も同じ過ちを犯したのさ。
ひとりの教祖に何億もの人間が縋りつき、ぶら下がり、教祖のエネルギーを吸い尽くすことで、人々は天国へ引き上げられる、とね。

前世の衛承が作り上げた教団は、キリスト教以下のカルト宗教だった。

おまえたちの魔術団体はカルト宗教集団だ。「マーリン」という教祖を欲しがっているだけの、ただの寄生虫集団だ。
それ以外の評価を私は与えない。

他人に導かれている間は、「真の人間」にはなれない。
アダムカドモンになりたければ、自分の足で高次まで歩け。
2025年1月24日 4時07分


傍観者「光の評議会で働いている人が、アダムカドモンじゃないわけがないじゃないの」

泰知「。。。ははははははははは。😂」

何故か泰知の笑い声が聞こえたわ。


自称魔術師さん達は、「光の評議会」が何なのか知ってる?
。。知らないよねぇ。。。(-_-;)
知ってたらこんな駄々こねねーわ。

ねえ、せめてゴールデンドーンに入門しなよ、せいやくん。

この際、有名どころの方が、まだマシだわ。
2025年1月24日 4時23分


※傍観者
「いや普通、魔術団体ってね?自分たちの教義や目指すところを明確に持ってるものなのよ??それが無いっておかしくない??」

今から他人の高次意識を捕まえて魔術団体の教祖に据えます。

って、

頭おかしくない?(おかしいです)

2025年1月24日 4時29分


「光の評議会」が何なのかも知らずに、
ただマーリンやキリスト等の有名マスターの名前だけに群がって。。

アイドル歌手の追っかけしているファンと何ら変わりないわ、あなた達。

高次意識に対して礼を失するにも程がある。

どこかの老人が言うように、真っ当な宗教に入信して、信仰心と忠誠心から鍛え直しなさい。
あなた達に魔術なんて必要ない。
2025年1月24日 4時40分


ていうか、せいやくんは、
仕事を有利に得るために、その魔術団体に入ったのでしょ?
自分でそう言ってたじゃないの。

仕事を得るための小細工であれば、そのクズ魔術で充分足りるはずよ。

それ以上を望む者は愚かだ。

せいやくんが望むお仕事と、
私が果たしているお仕事は、
全く別の方向を向いている。

最高評議会に入れたとしても、
莫大な財産を築けるような職にありつける保証は一切ありません。

光の評議会とは、
地上で富を築き上げる為の組織ではないからだ。

むしろ地上の富を全て捨て、孤独で惨めな立場を得てこそ、
光の評議会の門は開く。
2025年1月24日 4時48分


評議会を自ら去り、自分たちに都合の良い楽園を築こうとした堕天使

私の脳を勝手にナイフで切り裂いてこじ開けようとした、バージニアっていう女がいたので、処分しました。

お前達の魔術団体は、ただの殺人集団だな。
2025/01/24 05:00

「キリスト教にも受け入れてもらえない。。こんな状態では。。」

マフィア組織なら、なんとか彼らを受け入れてくれそうですね。
2025/01/24 05:03


マーリンから、その魔術団体について解説が入りました。

マーリン「彼らは評議会と袂を分かった堕天使なのだ。評議会はおろか、キリスト教にも、あらゆる善なる宗教からも受け入れてもらえまい。彼らを受け入れてくれるのは悪魔崇拝者だけだ」

マーシア「んまぁぁ!!  衛承を司祭と仰ぐ人達ね!! 

評議会に戻りたいのであれば、

評議会リーダーの言うことは、絶対善として聞き入れるものよ。(凄み)」
(※遥か高いところから豆粒のような虫けらを見下ろす能面の女)


※魔術師
「バージニア。。」
「もうダメ。何も見えない」

ああ、思い出したぁ。
このバージニアっていう派手派手女、

「エリザベス」だよね?

すっかり忘れてたわあなたの存在。

「セレブ編」で私に対して随分高飛車な態度を取り続けてくれた女だわ。


ゴミクズの分際で。
(※マーシアさんは真顔になった時が一番怖い)

2025/01/24 05:22


魔術師「。。マーリン。。マーリン!!😭😭」

マーリンの奥様(ニニアン)を汚した分際で、マーリンに命乞いをするなど、愚かな。

あなた達に自分の妻を穢されたマーリンが、あなた達を許すとお思いですか?
(※今度はラファエルが喋ってる)

2025/01/24 05:39

魔術師「😱😱😱」


せいや「。。俺も。。堕天使なのだろうか。。」

女性が首を振った。

女性「逃げなさい。私が導きます」

女性がせいやの腕を掴み、引っ張って飛び始めた。

せいや「。。あなたは。。」

おまえは自分の守護存在も認識できんのか。

高次階層への入口は、そこから。

私の時は、ジェレミーだった。
2025/01/24 05:48


魔術師先生「。。(笑顔)。。。おめでとう。😊」

せいや「!!。。。誰かに。。護られて導かれているとしか。。!(涙)」

そういうもんでしょ。

私は随分、ジェレミーに縋り付いていたなあ。。
役目を終えて離れようとするジェレミーを2度も引き留めてしまった。

今はどうしてるのか知らんけど?←
2025/01/24 05:57


私の台詞に呼応して、私の胸の奥深くで、白く光るものがあった。
その光は、存在をアピールするかのように、胸を焦がして涙を浮かべるような感情を流している。

ジェレミーは、確かに私の中に在る。

私は最初、せいやを導いた女性が、彼の女性性だと認識した。
でもそういうものだ。地上に降りていない側の性が、見えないところで守護天使となって、地上の片割れを導くのだ。

せいやのメンターを始めた女性を見るなり、堕天使魔術師たちはせいやから女性を引き離す妨害工作を始めた。
それを跳ね返したのはマーシアだった。
マーシアは何故か苦無のような短い武器を持ち、彼らをせいやから遠ざけると、バリアを張って聖域を作った。

いつも、意識上昇の正しい道を歩こうとする者を妨害するのは、悪魔じゃない、光の評議会に逆らい、追放された堕天使なのだ。

本物の悪魔は、光の評議会の指導者たちの前では、絶対服従の立場でいるのだ。

光の評議会を離反した堕天使たちには、闇の中にも居場所はない。


エリザベスちゃんと愉快な仲間たちを「登場人物一覧」に追記しましたのでご査収ください。(特に第十七章)
2025/01/24 06:25

せいや「。。わかった。。そうか。。!(これ自分関係ないわ)」

※傍観者
「。。わかっ、たwwww🤣🤣🤣」
「因縁wwww因縁だらけだwwww」

あいつらは評議会の宿命のライバルなんかじゃない。

産業廃棄物だ。

地上の人間を監視し守護する仕事の作業中にエラー起こしてまともに働けなくなったから廃棄されたゴミクズだ。(真顔)
2025/01/24 06:33

「衛承ぃ〜〜wwww諸悪の根源ww🤣🤣🤣」
2025/01/24 06:41


つまり、
先程まで「魔術団体」を名乗っていた西洋人たちは、
衛承に召喚されて集められた過去生の因縁の人物たちであり、
霊的には、光の評議会を離反して追放された、堕天使たちである。

地上で彼らは、衛承から霊的に呼び集められただけであって、
地上で実際に魔術団体を形成しているわけではない。と私は推察した。

せいやは、その衛承に寄せ集められて作られた「自称魔術団体」に、まんまと「入会」させられたという事になる。

でも最終的に、せいやは本来の導き手である守護存在に繋がったのだから、これからはもう心配いらない。

正々堂々と、あの魔術団体を名乗る堕天使たちから離れ、縁を切ればいい。


回復

昨日星紡夜話の纏めで頭を整理して、
自分の高次を高次に帰したら、
やっと「高次に繋がれ」から解放されたわ。

これでこそ本来の私。

私はこれでいい。

私を見て拗ねている独立心旺盛な堕天使たちよ、


あなたはあなたの意思決定によって光の評議会を捨てました。
あなたが選んだ道を責任をもって歩みなさい。

その道に私が同伴する事は永遠にありません。

あなた方が私に危害を加え続ける傷害常習犯である事は明白で、
あなた方を評議会に復帰させたら、評議会の質(霊格)が落ちます。

そうなってしまっては、光の評議会は本来の務めを果たせなくなってしまうので、
離反したあなた方を評議会に復帰させることは永遠にありません。

あなた方は光が届かない所で、あなた方の楽園を謳歌しなさい。

けっして、二度と、光に近づき悪さをすることが無いように。肝に銘じなさい。


今度はニニアンが喋ってるわ。
2025/01/24 07:23


「この世界で光の評議会を捨てるということは〜。。闇側に堕ちるということ〜。。_:(´ω`」 ∠):_」

そういうことやね。

正確には、逃げ場が無いんですけど。
2025/01/24 07:29


蛆虫男の退却

ソラムに声をかけられたので、マーシアはしばらくソラムの大きな肩に腰掛けていたんだけど、

マーシア「。。あなたはとても大きいわね。。でも。。あなたに触れていると、なんとなく、腹が痛いの💢」

私の子宮の中にいた黒いものが驚いて暴れだしたが、すぐに消滅した。

その消滅した黒いものに繋がっていたソラムも、粉々に砕いた。

男「。。もういない。。ソラムはもういない。。」

マーシアはその声を無視し、泰知の枕元に来た。

マーシア「残念〜まだ寝てるわね〜。。」

マーシアはポスッと頭を布団に押し付け、泰知と向かい合わせになるよう横になった。

今度は誰かが女の声で、くだらない物語を頭の中で喋り始めた。
目の前で寝ている泰知とは全く関係ない話だ。ストーリーが全然頭の中に入ってこない。

マーシア「。。ここはうるさいわね。。」

マーシアは誰かに向かって、唇に指を押し当てた。

マーシア「しーっ。静かにして。泰知が起きてしまうわ」

「。。ダメだわ。。効果がない」

「アルフレッド、もうやめろ。お前の負けだ」
「。。っ。。。わかった」

女の声が男の声に変わった。

さようなら、蛆虫男さん。

私、蛆虫とは一緒に寝られないの。気持ち悪いから。

あなたは私に吸い付き続ける、最高に気持ち悪い蛆虫だったわ。


※傍観者
「つまり」
(セレブ編では、)衛承の命令で、あの魔術師共が芝居を打っていた訳だな」

外人のフリしてね〜(外人だけど)
2025/01/24 07:53


冀望の星を

仮眠して目が覚めたら、
私のアストラル体である人魚が、海の底で、難破船の錨に繋がれている絵が見えた。

「海の底に縛り付けてやれw」

という、子供のような西洋人の男の声が聞こえた。
毎回思うのだが、
この「自称魔術師」達のやり方は、完全に小学生の子供のお遊びなのだ。

人魚を海の底に沈めて閉じ込めたつもりでいるのが笑わせる。

私の人魚はすぐに鎖を解き、自分を縛り付けた男二人を、鎖につないで海の底に固定した。

人間の姿をしている男二人は、海の底でもがいたが、鎖は外れなかった。

私の人魚は悠々と海の中を泳ぎまわり、男たちから離れていった。



何もかも崩れ去った後の希望か。

ここで希望が出るのか。。

堕天使の一人が呟いた。
男「もういい。。あの人(衛承)からも指令が来なくなった。。。もういい。。(悲)」

もういいって言いながら、私のアストラル体にまだ悪さを仕掛けるのだから、私はこれからも堕天使どもを見つけ次第、消滅していく。

バージニアやアルフレッドが持つ過去生の魂たちも、私が全部強制成仏して消滅してやった。これがどんな意味を成すかはここには書かない。

女「。。過去生(堕天使)の因縁に囚われて、振り回された、可哀想な人達。。。」

誰かが暗い声でそう呟いたが、それはいつも私を監視しているマッシュルームヘアの女の声に聞こえた。つまり、「ハイジ」だ。

私は、堕天使たちに同情はしない。彼らの自業自得だからだ。

女「。。。」

女は、私に反発するような暗い感情のまま、私から離れた。

光の評議会でリーダーを務める私の立場では、絶対に彼らに同情することはできない。
おまえのような立場の無い人間であれば、大いに彼らに同情できるだろう。
そうやっておまえは彼らに同情した挙句、堕天使どもに利用されてボロボロになり、多くの友人たちに迷惑をかけたのだ。そうでしょう?りゅーらさん。

衛承は、今生でもう一度、堕天使たちの霊的なネットワークを築きたかったのかもしれないが、それは衛承が持つ「カルマ」が引き起こした、ただの因縁だろう。
地上の衛承はただ、彼にとって有利な仕事を引き寄せる為だけに、なにみえを利用していたのだ。衛承は地上で自分の仕事を得る為だけに、かつて因縁の仲間たち(ソウルメイト)であった堕天使たちを引き寄せ、利用していただけなのだ。

衛承は今生で私に会った時、「前世でよくも俺の計画を潰してくれたな、復讐してやる」という念しか持っていなかった。

衛承は評議会に帰りたいわけではないのだ。
実際に復讐を企てていたのは、私ではなく衛承だった。
「日月に復讐しつつ、日月の評議会権限を利用して、地上で有利な立場を得られれば、俺の勝利だ」と衛承は考えていた。

復讐は、復讐によって対価が支払われる。


別のカードを引いても「希望」のサインが出てきた。

「希望」ね。。。

私はセレブ編が始まった時、ソラムの本体に会いたくて、あの章に「冀望」と名付けた。

あの時は、癌治療を乗り越えるための希望が欲しくて、「ソラムに会うために生き延びる」と宣言した。

今もう一度、私の希望を言えというのなら、

今度は、「星紡夜話」を完結させるために、私は泰知と地上で会いたい。

ニニアン「わかりました。。会いましょう。。!(涙)」

ニニアンは私の希望に応えたが、何故か号泣を始めた。

。。泰知はソラムの本体じゃない?

ニニアン「。。いいえ。。泰知がソラムです。。間違いありません。。(涙)」

ニニアンが辛いのなら、私は別に、会わなくてもいいよ?

ニニアン「違います。。!(泣)」
マーリン「。。。」

俯いてむせび泣くニニアンの金色の髪を、
泣きそうな微笑を浮かべたマーリンが、優しく撫でた。
2025年1月24日 23時57分


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