見出し画像

今日のビール(エビス/エビス ニューオリジン)

いつものエビスと新しいエビスの飲み比べです。新しいものが出るとつい、比べたくなるものです。金色エビスは、皆様お手元にご用意して、基準をお作り下さい。ニューオリジンは以下に示すとおりねす。
まず、パッケージは、碧色と言いましょうか、クールなデザインで、ハレの雰囲気が印象強いゴールドのデザインとは、また違う趣があります。エビスおじさんの下には、ホップが描かれ、そこがこのビールのポイントと一目で分かりますね。

ひとまず、飲むためにプルタブを開けるわけですが、帰宅後すぐに開けたもんだから、プシュッと吹き出します。いつもの事です。逆に、それが奏効してか、溢れる泡を吸い込むと共に、華やかな香りが流れ込んできます。ホップの香り。最近のビールは、やたらホップで差別化する傾向があるのでしょうか。
しかしながら、クラフトビールの歴史を振り返れば、アメリカで起こったクラフトビールブームの火付け役は、カスケードと呼ばれるホップでした。その華やかな香りは、今までのビールの印象を覆すインパクトを残したとか何とか…。
最近の日本も、クラフトビールが普及しております。中でもIPAは特に強い人気があると言えます(個人調べ)。これもまた、ホップをふんだんに使ったビールであることから、日本のビールがこの系統を、獲得するのは必然かもしれません。

さてさて、なんの話でしたか。まだ、開けて上澄みを口に含んだだけでした。肝心のお味の方は…。
"甘い"
です。
金色エビスは、旨味がメインの味わいでした。ニューオリジンは甘味を感じます。メジャービールで言えば、サッポロが近いです。華やかな香りと相まって、カジュアルなビールとも総評できます。ある意味では、今までのビール、メジャービールとは、エビスとは一線を画すもの。まさに、ニューオリジン。
とはいえ、あらゆるクラフトビールがどこでも入手することができる昨今では、十分に埋もれる程度とも言えます。今回、飲み比べという形で飲み、これを飲む人も「エビス」だからと、飲む人が多いのではないのでしょうか。私自身も、エビスはよく飲む方なので、ニューオリジンの発売を楽しみにしていました。しかしながら、そうでない人からすれば、いつもの味と違うものを選んで、なおかつその虜になるのかまでを考慮するといかがでしょう。
これ以上は、余計な波紋を生みかねないので抑えます。前述の通り、開けた時に吹かしていることや、写真の泡の比率などから、万全とは言えない状態で飲んだ私にも責があるかもしれません。

もしかしたら、グラスによっては更に美味しく飲める可能性も秘めておりますので、売られてる間は探求を続けてみますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?