英語学習(Reading)
こんにちは。
今日は私の英語学習(Reading)を振り返りたいと思います。
数多くある英語学習の経験談の一つとして、
興味のある方に読んで頂けたら幸いです。
ポイント
英語学習(Listening)同様に
・自分の「好き」なコンテンツで学習
・自分のペースでゆるゆるでも学習を「継続」すること
・自分が実行、継続可能な計画を自分で立てること
英語原文読書に挑戦
2022年2月〜2022年11月の約9ヶ月かけて英文読書(2回)に
挑戦した経験談です。
2021年8月:田中慶子さんのチャンネルで前々米国大統領夫人の
ミシェル・オバマさんのご著書「Becoming」の
Audible版がリスニング教材としてもお薦めとお話されていました。
2021年末頃:私がVoicyを聴き始めた時期
2022年2月頃:田中慶子さんの過去配信を聴く中で「Becoming」に
興味を持ち、いつの日か英文原文読書に挑戦してみたいと
ぼんやりとした夢として思っていたことを思い出しました。
折角の機会なので「Becoming」を原文で挑戦してみようと思い
早速紙の本を購入し英語原文読書を開始しました。
2022年2月:紙の本で原文読書開始❌
2週間位トライしたも老眼も始まり心折れた。
2022年4月:Kindle版で再トライ❌
紙本同様に約2週間継続したも、自分の英文読解速度では
あまりに時間がかかりそうで、再度心折れそうになった。
田中慶子さんお奨めのAudible版を購入
2022年5月:Audible版(+ Kindle版) 読聴で本の1/3聴けた(1回目)
2022年6月:Audible版(+ Kindle版)読聴で完聴(1回目)
Kindle版で文字で2回目読書開始
2022年9月:Kindle版読書で半分位
2022年11月:Kindle版読書で完読(2回目)
読書媒体と経験の感想
紙:読書は紙がいいという方もいらっしゃるようですが、私は個人的に
あまりこだわりはありません。購入しやすかったのでとりあえず
紙本を購入しました。一方で紙本読書を始めた頃、老眼が進み始め
細かい文字が読みにくい&英文の文字量に圧倒されてしまいました。
英英辞書や携帯で意味調べしながら、毎日決まった時間に決まった時間量
(30分〜1時間)で読書を継続していましたが、
なかなか思うようにサクサクとは前に進まず歯痒く、
読書開始2週間弱で心折れてしまいました。
紙本の良かった点は沢山の写真が掲載されていて、それが紙本だと
見やすかったです。
Kindle:老眼も進み、細かな文字が読みにくい&日本の本を気軽に読みたいと
思い、子供向けに購入していたKindleを使って英語原文読書を
再開しました。文字の大きさを自分の好みに調整できるので、
読書のスピードが格段に上がりました。
また、意味のわからない単語が出てきた時に、
即確認できるのでとても便利でした。
一方で、Kindle本でもそこまでサクサク先には進めず、
完読までに時間がかかりそうで、紙本読書同様に約2週間程度で
心折れてしまいました。
Audible:田中慶子さんがお薦めしたことを思い出し、紙本/Kindle本と
比較するとお値段は若干お高かったのですが、どうしても原文読書を
やり遂げたいと思い、これでダメなら諦めようという気持ちで
Audible版の「Becoming」を購入し、耳からの読書で再開しました。
慶子さんがお薦めされていたように、ミシェルさん自身のお声で
読み上げられるのでそのお声も素敵&サクサク読み進めてくれるので
読書時間(平日30分〜1時間)を決めて継続していた私には
読書時間さえ確保できれば確実に毎回一定のスピードで
先に読み進められる為、前に進んでいるという実感が
読書を継続するやる気に繋がり、紙本/Kindle本の時のように
心折れることなく読書を日々継続できました。
一方で、耳だけだとわからない単語が出てきた時に意味調べができなく
不便だった為、途中からAudibleで聞きながら、Kindle本を目で追うように
しました。不明な単語が出てきたら、Kindle本で意味調べが即できるので
とても便利でした。
Audible本は約19時間、平日30分〜1時間の読書で約2ヶ月かけて完聴しました。
Kindle:2回目読書はKindle本で再挑戦。平日30分〜1時間の読書約5ヶ月かけて
完読しました。読書2回目ということもあり、話の流れは既に理解できて
いるので、初めに紙本/Kindle本で文字での読書を挑戦した時よりも
読書速度が気持ち少し早くなった気がしました。
(完全な個人的な感覚です。)
2回目Kindle本での読書時は田中慶子さんのご著書、「新しい英語力の教室」が
出版され、その中から気になった箇所を参考にさせていただき、
自分の英語学習に試していた時期でした。
ご著書の中のP190,191「計画通りにできない自分を責める」でお勧めされていた松竹梅のメニューを参考に、
松:読書時間30分〜1時間/日
竹:読書量1ページ/日
梅:読書量1文/日
というように、何かの理由(やる気が出ない、子供の用事で難しい、
体調不良等)で計画していた読書時間30〜1時間の確保が難しい場合は
1ページだけでも、それも難しい場合は1文だけでもとりあえずは読書する、
というように平日読書の継続だけは厳守し読書習慣を続け文字での完読を
目指しました。
たった1文(1 sentence)ですが、疲労困憊していた時はこの1文だけでも
なかなかハードル高く感じる一方で、たった1文なのでやろうと思えばできる、
私にとってはちょど良い量でした。たった1文ですが何とか一文読み終えれば
自分を責めることなく、今日もとりあえずは読書習慣を継続できた、頑張った!と思えたし、するとまた少しでもいいから明日も読書しよう!と思えました。
週末は休みとし適度に休み期間もとり、毎日の読書を自分に課さなかったことも良かった気がします。1文読書が暫く続くこともありましたが、それを続けると
そのうちもっと読み進めたいと思うようになる時もあったり、
そこから1ページ読書を暫く続けた時期もあったりと、
自分が作った松竹梅メニューを行ったり来たりしながらも
平日読書だけは厳守し続け、ゆるゆる、のそのそながら
約5ヶ月間かけてKindle本を完読できました。
感想
長年住んだ米国生活も終わりが見えてきた最後の年でもありました。
「Becoming」を読みながら自分が住んでいた場所とミシェルさんの出身地
シカゴの街や四季の移り変わりの違い、米国で出会った、お世話になった
African Americanの方々とのふとした世間話の背景にあったこと、
何よりも”Good Enough”の言葉に出会えたことは、英語原文読書を
時間をかけながらでも何とか自分でやり切ったという実体験の喜びと共に
大事な米国生活の思い出となりました。
「Becoming」の英文読書前にもESLクラスの少し薄めのチャプターブックや
子供向けの本で英文読書したことはありましたが、自分が読みたいと思う
大人向けの本を英語原文で読んだのは「Becoming」が初めてでした。
いつの日か英語原文読書に挑戦してみたいとぼんやりと思っていた夢が、
中1で英語学習を始めてから約35年後にして叶いました。子供達が幼い時は
家族のことを中心に自分の生活時間が回る中で、自分の為の時間の確保は
なかなか難しかったけれど、子供達もそこそこ手を離れ始める年齢に
なっていたことも幸いしたと思います。
良いタイミングで、自分に適した媒体で、自分に適した速度と量と計画でと、色々な良いことが重なってめでたく英語読書ができて本当に幸いでした。
ミッシェルさんの「Becoming」の後は、パートナーである前々米国大統領の
バラク・オバマさんの「A Promised Land」に挑戦!と思い
Audible版とKindle版を購入し、Audible版を聴きながらKindle版を読むを
試みました。が、馴染みのない単語が比較的多く約2週間位で心折れ、
その後本帰国の引っ越し準備等で大忙しになり読書は一旦保留。
それから約2年経過していますがまだ再挑戦はしていません。
ここにこうして書きながら、近いうち再挑戦してみようかなと思えてきました。
「Becoming」にも沢山の難しい単語がありましたが、どこかで聞いたことがあるような言葉が多かった一方で、「A Promised Land」では聴きなれない言葉が
多かったので、難しさを一層感じたのかもしれません。約2年経過し、この2年間の英語継続の成果が感じられるのか、そうでもないのか、再度挑戦した時にどう感じるのか楽しみです。
最後に
理解度を測るテストを受ける事を目標に私は英語学習をしていない為、
英語コンテンツのリスニングにしても英語読書にしても100%の理解は
自分に課していません。7〜8割の理解度でいいと思いながら進めています。
そのくらいのゆるさを自分に許可しているから、英語学習を継続しやすいし、100%理解できなくてもまあいいか思える耐性があることで、
個人的には英語学習を自分のペースで長期間ゆるゆるでも継続できている
気がします。
どなたかの何かの参考になれば幸いです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。