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ジブン株式会社BS/12月課題#2/意識的なポジティブ心理学の活用

こんにちは。
今日は二時限目の課題図書、
マーティン・セリグマン「オプトミストはなぜ成功するのか」を読んでの
簡単な感想と気になった箇所を箇条書きでまとめました。


楽観的?悲観的?

自覚はありましたが、楽観的思考傾向か悲観的思考傾向かの質問回答の
結果から、私もパートナーも共に「非常に」悲観的思考傾向との結果が。
まぁまぁ悲観的位かと思っていたけれど、「非常に」。
非常に!?

メンタルヘルス的に危険な状況にはなったことはないけれど、
どちらかというと不安定な傾向になりやすいと感じてもいるので
納得の結果でもありました。

一方で悲観的度合いを数値的に確認したのは今回が初めてだったので
新鮮である一方で、ショッキングな⁉️結果でもありました。

ショッキングな結果ではあったけれど、
「非常に」悲観的思考傾向にあるからこそ、
今までそこまでの危険な目に合わなかったのかもとも考えられます。

そう考えると「非常に」悲観的思考なのも自分の命を守ってくれている
ありがたいものに感じられます。
(自分的には一応前向きな感想なんですが、悲壮感漂う感想でしょか、、、)

悲観的思考の人は、潜在的実力を発揮できない傾向にあるとのこと。
自分にそこまでの潜在的な何かの実力があるとは思わないけれど
(このコメント自体が既に悲観的思考だけど、、、)
挑戦を恐れる傾向はあると思うので若干耳が痛いお言葉です。

No pain, no gain、
High risk, High return

ですものね。

楽観主義は粘り強さを引き出す

意外でした。粘り強さは悲観的思考から生まれるような
イメージだったので、楽観的思考が粘り強さを引き出すとは。

一方で、どんな状況でも楽観的思考であればいいわけではなく、
時と場合によるとのこと。

例えば命に関わるような選択の際は
悲観的思考よりの方がリスクを最小限度に抑えられるので、
状況に応じた楽観・悲観的思考、つまり
「柔軟な選択的楽観主義」が望ましいとのことでした。

柔軟な選択的楽観主義とは:
状況に合わせて
悲観主義の場合は意識的に楽観的思考を意識的に選択する、
楽観主義の場合は意識的に悲観的思考を意識的に選択すること

悲観的思い込み(=自分自身の信念)への2つの対処法

既に習得した悲観的思考を捨てることも可能

繰り返しの練習と意識的な心がけで
柔軟な楽観思考を習得し、状況に応じてその思考を
選択できるようになれるとのこと。

これはGrowth Mindsetに繋がるお話だと思いながら読みました。
いつからでも人は変われる。
中年の今からでも、心がけと意識することで習得することができる。
前向きな希望を持てます。

悲観的思い込み(=自分自身への信念)に対処する為には:
1)気を逸らす
 →懸念事項やそれに対する悲観的思い込みを考えないようにする。
  一旦、保留する。棚上げする。思考の箱にしまう。

2)反論する+その思い込みから距離を置く
 →批判的思考、多角的思考、客観視、メタ認知
  自分が考える思い込みに対する批判的視点や意見を考える。
  多角的視点で考えてみる。
  他者視点、俯瞰的視点で眺めてみる。

社会がうつ病の蔓延から抜け出すには

二つの解決方法を提唱していました。

1)個人とより大きな組織(=共通の認識)のバランスを考え、
 共通の認識
(例えば家庭、社会、国、神、生命を超えた大きな目標への信頼感)での
 コミットメントを増やすことで、生きがいや希望を持てるようにする。
  ↓
より大きな存在を信じている、感じている社会では
個人の失敗や無力感を過度に永続的、普遍的、個人的原因によるものとは
考えにくくなるとのこと。

2)強くなった自己の力を利用すること。
 ・共通の認識へのコミットメントを増やすことにより
  自己と共通の認識とのバランスを変えること。
 ・楽観主義を身に付けること。

これらのために、「モラルジョギング」がお勧めされていました。
モラルジョギングとは社会の共通の価値の為に、
自分の時間、資金、労力を他者に捧げる道徳的な運動のこと。

例えば今まで自分の為に使っていた時間、資金、労力を
寄付やボランティアといった形で
社会的に手助けを必要とする方々に向けて使うこと。

社会の為に行動しているという満足感を得られるし、
個人単体ではなく、大きな集団・組織への帰属意識を感じながら、
自分の人生意義を感じるようになるとのこと。

自分にできること

・数値的に「非常に」悲観的思考と判明した今、
 自分の認知、思考、判断は極端に悲観的過ぎないかを
 批判的視点を持ちながら俯瞰的に眺めるように心がける。
 多面的、多角的、多元的視点を心がける。

・既にしている寄付やボランティアを継続。
 可能であれば時間、労力的なボランティアを検討、開始。

小さくともできることを開始、継続、積み上げます。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。