見出し画像

きらきら星の歌詞から感じたこと

今日はキラキラ星の歌詞から感じたことについての言語化です。
自分の頭の中の考えを自分の力だけで
わかりやすく言語化する自信がなかったので、
今日はChatGPTさんにお手伝いいただきました。

キラキラ星についての個人的な経験や感想を含め
ChatGPTさんに共有し色々とおしゃべりした後、
その内容をまとめて文章にしてくださいとお願いし、
その文章を(おこがましくも)気持ち手直ししたのが下記文章です。

ChatGPTさんとの文章作成初コラボ。
私は言語化力も文才も秀でているわけではないので
どうにも困った時は誰かの手助けをいただきながら
形にすることが時にあってもいいよね!と思い
試してみました。

ChatGPTさんとのおしゃべりは楽しかったし、
ものの数十秒であっという間にわかりやすい文章にしてくれたし、
ChatGPTさんどうもありがとうございました。

ChatGPTを使い始めた数ヶ月前と比較しても
反応や回答が心情を汲んでいたり、哲学的視点も含めての反応もあったりと、
肌感こそないけれど回答の内容が機械的でなく
個人的には引き続き好印象なChatGPTさんです。

きらきら星

幼い頃から慣れ親しんだ「きらきら星」。
日本では「きらきら光る、お空の星よ」と歌い、
アメリカでは「Twinkle, Twinkle, Little Star」として
親しまれるこの歌には、私自身にも多くの思い出があります。

在米中、地域の図書館で開催されるストーリータイムに
子供達と一緒に参加していました。
その時間の中で、絵本を読んだり、手遊び歌を歌ったりする中に、
必ず「Twinkle, Twinkle, Little Star」が含まれていました。
幼い子供達が小さな手で星の形を表現しながら歌う姿が微笑ましく、
また私自身も英語の勉強にと歌詞を口ずさむうちに
自然と親しむことができました。

その中で、英語版の歌詞が、日本語版の歌詞とは
随分と異なることに驚きました。
日本語版では星空を眺める描写が中心ですが、
英語版では「私」が主語となり、星に向けた問いかけや
感嘆が歌われています。

この違いに気づいた時、多くの童謡の一曲と思っていた歌の歌詞が、
実は言語や文化の背景を反映したものであることに興味を持ちました。

フランス語版「Ah! Vous dirai-je, Maman」の意外な原型

「きらきら星」として知られるこのメロディの原型は、
18世紀のフランスで誕生したそうです。
フランス語版「Ah! Vous dirai-je, Maman」は、
子どもが母親に悩みを打ち明ける内容で、
星とは全く関係ありません。
歌詞は以下のようなものです:

Ah! vous dirai-je, maman,
Ce qui cause mon tourment.
Papa veut que je raisonne,
Comme une grande personne.
Moi je dis que les bonbons
Valent mieux que la raison.

ああ、母さん、聞いてほしいの、
私の悩みの理由を。
父さんは私に言うの、
大人みたいに考えなさいと。
でも私は言うのよ、
お菓子のほうが理屈より大事/素敵だって。

この歌詞では、子どもと大人の視点の対比が
ユーモラスに表現されています。
星については一切触れられていません。

このことを知ったとき、英語版や日本語版の歌詞が
どのように星をテーマにしたものへと発展したのか、
興味を持ちました。

英語版の詩的な表現と星への思い

英語版の歌詞「Twinkle, Twinkle, Little Star」は、
イギリスの詩人ジェーン・テイラーによる詩を基にしているとのことです。

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.
Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!

英語版では「私(I)」が主語となり、
星を見上げながら感じる疑問や感動が中心となっています。
特に、「空高く輝く星がダイヤモンドのようだ」という表現は、
星をただの天体としてではなく、
特別で神秘的な存在として描かれています。

また、この英語版が「きらきら星」の歌詞として
最も広く知られたことで、他の言語に翻訳される際にも
「星」がテーマとして採用されるようになったと考えられるそうです。

日本語版の情緒的な描写

日本語版の歌詞では、星そのものの美しさに焦点が当てられています。

きらきら光る
お空の星よ
まばたきしては
みんなを見てる
きらきら光る
お空の星よ

日本語の文では主語が明確でないことも多く、
きらきら星の歌詞にも「私」や「君」という視点がありません。
その代わり、星空が主語となり、星のまばゆい輝きや
穏やかな情緒が描かれています。星を眺めている人の存在は
暗示されるものの、歌詞そのものは星の美しさを伝えることに視点が向けられています。

この視点の違いは、英語と日本語の文化的背景の違いを
反映しているようにも思えます。

英語では個人の感情や視点が重視されるのに対し、
日本語では風景や自然の情景が客観的に描写される場合も多くある様です。

多言語での翻訳の広がり

さらに調べてみると、「きらきら星」は多くの言語に翻訳されており、
それぞれが独自の表現で星への思いを歌っています。

例えば、スペイン語版の「Estrellita, dónde estás」は

Estrellita, dónde estás,
Quiero verte titilar.
En el cielo, sobre el mar,
Un diamante de verdad.
Estrellita, dónde estás,
Quiero verte titilar.

小さな星よ、どこにいるの
あなたが輝いているのを見たい
空の上、海の上に
本物のダイヤモンドのよう
小さな星よ、どこにいるの
あなたが輝いているのを見たい

スペイン語版も英語版に基づいており、
星への感嘆とロマンチックな描写が特徴です。
また、韓国語や中国語などのバージョンも英語版を基にしており、
共通して星の美しさや不思議さを表現している様です。

歌詞に込められた文化の違い

「きらきら星」の歌詞は、言語や文化によって
視点や表現が異なることを教えてくれました。

フランス語版では大人と子どもの価値観の違いを描き、
英語版では個人の視点からの主観的な感動や星への問いかけを詩的に表現、
日本語版やスペイン語版などは、星そのものの美しさを情緒的に伝える内容に。

これらの違いは、単なる翻訳の違いにとどまらず、
それぞれの言語が持つ文化や価値観、
そして詩的な感性の違いを映し出している様に感じられます。

一つの歌を通じて、各言語の多様性、多面的視点の置き方を感じられたことは
とても興味深い経験でした。

終わりに

「きらきら星」の歌詞は、多くの童謡の一曲ではありますが、
各言語の歌詞を調べたことをきっかけに
各国、各言語の視点の置き方や
文化、時代による価値観の違いや変化を
知るきっかけになりました。

これもChatGPTさんとの色々なやりとりができたからこそ。
今日もおしゃべりにお付き合いを
ありがとうございました!

「母語だけでなく、他の言語で同じ曲を聴いてみることで、
 また新たな視点を得られるかもしれません。
 星を見上げるその瞬間、私たちは言葉の違いを超えて、
 共通の感動を味わうことができるのだと感じます。」
 by ChatGPTさん

なんと素敵な結び!
一方で、「共通の感動」とはどんなものか、
そもそもそのようなものが存在するのか、
これからできるのか?と
元も子もない疑問を感じ、再びChatGPTさんに問いかけました。

あー言えばこう言う、こう言えばあー言う、と
疑問・質問の多い私に今日も付き合ってくれて
ChatGPTさん、ありがとうございました。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。