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英語原文読書に再挑戦/読中の感想

こんにちは。

今日は英語原文読書に再挑戦中、
バラク・オバマ元米国大統領の「A Promised Land」の感想です。
まだ完読していないので現時点(Chapter 10まで既読)での読中感想です。

今日で19日目。
(前回の11/14の読書経過報告は14日目ではなく「12日目」の間違いでした。)
前回の読書経過報告後に別の本の読書を開始しました。
そちらの展開が気になり、その本を読み進めるのに時間を取られ、
数日間、肝心の「A Promised Land」の読書が疎かになっていました。

何とかリズムを取り戻しつつ、今年中の完読の目標は変えず、
昨日、今日と読書を再開。

現時点での読中感想を言語化してみます。

ご自身で執筆し、ご自身で読み上げ

今更ながらですが、文章の執筆もAudible用の音読も
オバマさんご自身でされていてただただすごい!と思いました。
Audibleは今だったら技術の進歩でご自身の声の音源を使って
AIに読んでもらうことはできそうですが、
Audible「A Promised Land」が販売された時は
まだそこまで音声AI技術は進んでおらずおそらく
ご自身が全て読んでいたと思います(多分)。
文章量もかなりの大作ですし、全てをご自身で読み上げていることもですが、
何よりその流暢さ。

スピーチもいつも明瞭で聴衆を魅せる魅力的な話し方ですが、
Audible「A Promised Land」も安定の流暢さとシャープな話し方。
美声にもすっかり魅せられています。

温かい眼差し

序章がホワイトハウスの庭師の方々への温かい眼差しで始まるところも、
オバマさんの人柄を映しているように感じました。
表舞台で活躍する方々だけでなく、裏方で活躍されている方々への
尊敬と温かい眼差しが随所に散りばめられていて、
読んでいて温かい気持ちになります。

視点の違い

今読んでいるオバマさんの「A Promised Land」と
ミシェルさんの「Becoming」。

同じ出来事に対するオバマさんの視点と
パートナーのミシェルさんの視点の違いを
それぞれの本で各々の文章を通して比較できるのはとても興味深いです。

特に政治参加に対するオバマさんとミシェルさんの温度差が
各々の目線でそれぞれの言葉で綴られていて、
例えば一般的な家庭内の日常的な色々も
夫婦間で温度差は往々にしてあるものだと思いますが、
大統領選への立候に関しても最後の最後まで温度差があったことを
それぞれの本に各々の目線と言葉で文章で書き残していることが印象的でした。

愛情深い父親像

超多忙な中でも日常生活上でのお子さん方との時間を
とても大事にしていた点も興味深い点です。
習い事の送り迎え、寝る前の読み聞かせ、
発表会やスポーツの試合を観に行くなど、
“Being present is the best present.”を体現されていて
素晴らしいお父さんだなと思いました。

欧米では子育てや家事を夫婦で互いに協力することも、
(余程の理由がない場合以外は)家族の行事に
夫婦揃って参加することもあまりに当たり過ぎるので、
恐らく欧米の読者はその点をそこまで意外に感じることもなく、
超多忙な中でのスケジュール調整は大変だっただろうなと
思う位かもしれないけれど、
私が子供の頃過ごしてきた環境では
(一時期片親だった時は然り、両親が揃っていた周りの友人達を思い返しても)
又、自分自身が子育てする中でも
父親の“Being present is the best present.”は
気持ちはあれど実行に移すとなるとなかなか難しい、、、
という父親は今だに日本では少なくはないと思うので、
オバマさんが超多忙な日々を過ごす中でも
家族を最優先する、しようと試みる姿がとても眩しく感じられました。

又、私も米国で妊娠中にお世話になった妊娠中の必読本
”What to expect when you’re expecting”を
オバマさんも読んでいたことが書かれていて、
オバマさんがその本を読んでいる姿を想像して微笑ましく思いました。
又、自分自身がその本を読んだ頃を懐かしく思い返しました。
(振り返れば、米国で初めて読んだ長編英文本は
 その妊娠本だったと記憶しています。我が家もパートナーも
 一緒に読んで妊娠・出産に関する英語の語彙を学びました。)

背景知識がある方がやはりイメージしやすい

ここまで(目と耳で)読書する中で、ご家族との日常的なことに関する文章は
すんなり耳に入るし理解しやすいけれど、政治に関わる細かなことは
理解しにくいと感じています。その当時はニュースを日々細かく
追っていなかったので、背景イメージがつきにくいからだと思います。
やはり背景知識がある・ないでイメージの解像度は違ってくるなと
思いました。

又、今回気づいたのが耳で聴く耳読だけの方が
私は先に進みやすい気がしました。

目で文章も追いながら読書していますが、
今回は随分と見慣れない単語が多いこともあり、
一々気になってタップして意味を確認してしまうのですが、
そうすると全体的なイメージが途中途中で切れがちになります。

耳読の場合は私は聞きなれない単語があっても
前後の流れから意味をおおよそ想像しながら流せるのですが、
その方が全体的な内容をイメージしやすく、
先に進みやすいことに気がつきました。

今後の英語原文読書法の参考にしながら、とりあえずは引き続き
Kindleで文字を追い Audibleで耳で聴きながら読書を続けます。

明日からも数日間の遅れを取り戻しながら、、、
コツコツと「A Promised Land」の英語原文読書を継続します!

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。