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多嚢胞性卵巣症候群と診断されて受け入れるまで
こんにちは、IZUMIです。
前回投稿した記事の閲覧数が多く、毎日多くの方から"スキ"を頂き、嬉しい気持ちと戸惑う気持ちがあります。
目に留めてくださり、ありがとうございます。
さて、今回の内容は題名にあるように、似た症状にお悩みの方やパートナーのいる男性の方にも知っていてほしいことなど、私の言葉ではありますが発信できたらと思います。
多嚢胞性卵巣症候群とは
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵胞の成⻑が途中で止まり、たくさんの⼩さな卵胞(嚢胞:のうほう)が卵巣内にとどまってしまう病気です。
男性ホルモン過多やゴナドトロピン分泌が原因だと考えられています。
あまり聞き慣れない病気かもしれませんが、1割未満の女性にみられると言われています。
ただの生理不順と思い、病院を受診していない方も多いのではないでしょうか。
隠れPCOSの女性は少なからずいると聞きます。
生理不順を放置していると、子宮体癌や子宮の病気を発症するリスクが上がるので、一度診てもらうことをおすすめします。
PCOSの検査方法とは
私が婦人科にて、検査を受けた方法をご紹介いたします。
まず初めに、卵巣の超音波検査を行いました。
「もしかしたら多嚢胞性卵巣症候群かもしれない」と言われ、さらに血液検査をしました。
診断基準として、
1.月経異常(月経不順や無月経)
2.多嚢胞性卵巣(超音波検査で卵巣に卵胞がたくさん連なってみえること)
3.血中男性ホルモン高値またはLHとFSHのバランスが異常(正常なLHとFSHは同数値程度)
上記の3つの項目を満たしているとPCOSと診断されます。
私は、無排卵月経や月経不順(月経周期30日〜45日前後)、超音波検査にて多嚢胞性卵巣と診断されました。
さらに男性ホルモンが基準値より多く、LHとFSHの数値が大幅に異なることから、改めて多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
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当時は未婚でしたが、結婚を考えている人(現在は夫)と交際をしていました。
排卵が上手に行われず、妊娠しにくいと言われました。
挙げ句の果てに、生まれつきで完治はしないが改善は可能と言われ、絶望を感じたことは忘れられません。
今はこの症状と向き合い、処方されているお薬を服用しています。
そのおかげで毎月決まった周期に排卵をし、月経を起こしています。
服用しているお薬は、エストロゲンをコントロールするプレマリンとプロゲステロンをコントロールするデュファストンです。
ピルとは異なり、服用していても妊娠することが可能なお薬です。
初めの2〜3ヶ月は頭痛や目眩など個人差はありますが、副作用があると言われています。
私はほとんどありませんでしたが、元々PMS(月経前症候群)がひどいので、副作用が気にならなかったのだと思います。
現在は不妊治療が保険適用となり、少しだけ希望が見えています。
糖質やカフェインを控えることで、PCOSは軽減されます。
お薬だけではなく、自分自身で症状を抑えることが出来ます。
私と同じ症状の方、パートナーがこの症状で悩んでいるという男性がいらっしゃいましたら、もう一度この記事をお読みいただき、少しでも理解してくださると嬉しいです。
次回は、私のPMS(月経前症候群)について書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。