1にハグ2にハグ3・4もバグで5にハグ
ちょっとnoteが書けなかった
毎日続けたいけど
娘さんが荒れ放題だったもんで
日に日に強迫行動が増えてきて
ある夜、娘が珍しく穏やかに絵本を読もうとしていた
本棚に飾っていた小瓶が落ちて
パリン!!割れた
わたしが悪い
プラスチックだと思っていたけどガラスだった
割れたガラスが飛び散って尖って転がってる
裸足の娘の足の近くにガラスの破片を見つけて
「動かないで!!!」と叫んだ
「そのままじっとしてて!!」
言ったしりから娘が歩く
「だからダメ!!やめて!お願い!足にガラスが刺さるよ!」
娘は大声で言われたから怒られたと勘違いしている
「ちがう。かーちゃんが悪いから。怪我しないよう掃除機かけたいから。今から抱っこするから。動いちゃだめ。」
娘を抱っこして安全な場所に移動させる
「今からあなたの部屋に掃除機かけるから。いい?」と聞くと
え…イヤだ…と困り顔の娘
「入るよ、いいね?」
入って掃除機をかける
娘が暴れだす
唸り声をあげて地団駄踏んで泣き叫ぶ
そしてこちらへ入ってこようとする
私は慌てて掃除機を止めて
「お願いだから掃除機終わるまで動かないで」と言ってみるけど
娘からしたら自分のテリトリーを荒らされているようで我慢が出来ない
暴れる娘を抱きしめて落ちつかせる
「ごめんね、イヤだよね、せっかく綺麗にした自分の大切な場所。かーちゃんがめちゃくちゃにしてごめんね。」
「でもね、かーちゃんが1番大事なあなたの体守りたい。傷つけたくない。かーちゃんがあんな危ないものをあなたに渡したから悪い。」
「だから、かーちゃんを怒っていいから今は大事な◯ちゃんの足を守らせてほしい」
娘は歯を食いしばって全身に力が入った状態で唸って泣いている
私の話はちゃんと頭でわかろうとしている
でも心がイヤだ!て言っているのがわかる
力をつけてきた娘が私の手をほどいてガラスの方へいかないよう
こちらも必死に言葉をかける
暫くして落ちついた
そして掃除機をかけた
掃除機の音が響いている事も娘には耐え難い
それでも1歩も動かず地団駄踏みながら唸りながら耐えてくれていた
ガラスの破片が無いか隅々まで確認して
「ありがとう、もう入っていいよ。あなたが我慢してくれて、かーちゃん助かった。」と言うと
娘が入って来た
そのあとがまた大変だったんだけど
カーテンが乱れた
整えたはずの場所が乱れた
娘は泣きながらまた強迫行動をひたすら繰り返す
私は黙って座って見守る
娘がこちらを見たら、おいでと両手を広げて抱きしめる
「かーちゃんはあなたが世界で1番大好き。宝物だよ。」と声をかける
また娘がカーテンを触りに行く
こちらをみる
また私は両手を広げて抱きしめる
声をかける
これを10数回くりかえした夜
娘は笑顔を取り戻して眠りについた
強迫行動をするという事
根本的に何かしらの心配や不安を抱えていると感じた
だから安心させてあげたい
問題を解決することも課題としてあるけれど
まずは絶対的な安心感を
私はどんな貴方も受け入れる
だから大丈夫
不安な時はハグ
朝起きてハグ、気づいたらハグ、お出掛け中もハグ、車でハグ、ご飯の時も、お風呂でも、
そして1番大事な寝る前のハグ