[75-7]税理士試験4~5年目 ラストの相続税、2年がかりの官報|税理士人生を振り返る
前回のあらすじ
・転職、結婚
・精神的にしんどい時期
ラスト科目の相続税は2年がかりで合格しました。
今回は1年目2年目、続けて書いていきます。
準備不足だった相続1年目
前回の記事で書いたようなこともあり、正直1年目の学習は順調ではありませんでした。
年内は講義ペースを守ることで精いっぱい。
あまり復習できず、理論暗記のペースもよくありません。
年明け後から少しずつ回復し、勉強ペースを上げたものの、
模試では準備不足感が否めませんでした。
7月半ばくらいにはなんとか1割前後に載せたものの、
・細かい論点は捨て気味
・Cランク理論はあまり覚えていない
という状況で本試験を迎えることになります。
結果、理論で手が止まったり、理論の柱が1~2つ抜けたり、計算で大きいミスをしたり…。
「やめ」の合図とともに不合格を確信し、帰りの電車でめちゃくちゃ落ち込んでいた記憶があります。
12月の発表では、当然不合格でした。
やはり、
・年内の項目を年内中にしっかり固める
・Cランクや細かい論点も潰す
といったことが基本であり、合格への近道ということでしょう。
これらができていなかった以上、不合格でも仕方ありません。
相続2年目年内 所得税と並行するかどうかの判断
不合格をほぼ確信していましたので、9月からも相続税の勉強は続けました。
・理論暗記
・模試の解きなおし
を中心に、最低でも維持するくらいのイメージで。
それに並行して、以前から興味のあった所得税の勉強もスタート。
「年内完結」というコースが魅力的だったので、Tを選択しました(他の科目はすべてOです)。
あくまで相続メインで、所得は切るイメージだったこともあり、
「年内にひととおり学べる」ことが魅力だったのです。
TとO、どっちでもいいと思いますが、Oとの違いは結構ありました。
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