2024/01 甲府の旅行記⑤ サドヤワイナリー見学ツアー
甲府駅から歩けるワイナリーあるかな、と思って、探したら、サドヤワイナリーが見学ツアーがあるとのことで行ってみる。
1時間刻みで見学ツアーをやってて、ちょうど、15時の回の5分前に到着したので、申し込む。
参加費1000円。
調べてなかったのに、ラッキー!
で、トイレ無いかきいたら、レストランにある、って言われて行って。
したら、結婚式の出席者が入口のところにわしゃっといて。
おぉ、私、場違い感。
ワイナリーウェディング、とかあるんだね。
どの層に刺さるんだろか。
ワイナリー、地下にあるとのことで、入口から階段を降りて行く
ワインの作り方。
知っているようで知らないことがたくさん。
まず、白ワインはワインを房ごと潰して、ろ過した果汁のみを発酵させて作る。
赤ワインは皮と種ごと発酵させる、と。
赤ワイン、皮ごと、っていうのは知ってたけど、種もってのは知らなかった。
種だけ取り出すことはできないか。
で、その種からもタンニンが出て、赤ワインの渋みになる、と。
あと質問無いですか、と聞かれ、スパークリングワインはどう作るか聞いたら、1000円ぐらいの安いスパークリングワインは、白ワインに炭酸ガスを入れている、と。
ただ、いわゆる、シャンパンとかは、発酵タンクのところまでは白ワインと同じだけど、その後、瓶に糖を入れて、瓶内発酵させるのだ、と。
へええ。
それと、白ワインに使うブドウで、赤ワインと同じ工程で作る、オレンジワインってのがある、と。
知らなんだ。
で、地下の部屋、いくつも仕切りで分けられているのだけど、ここが発行タンクになってて、ナミナミと果汁が入ってた、と。
コンクリートタンク室
昔、実際に使われていた搾汁機
ドイツ製って言ってたかな。
日本ではワイン作ってないから、海外から輸入しないといけなかった、と。
昔のワインボトルかな。
コンクリートタンクの通路側。
下の部分に小さい穴があるの、ここから人が入って、内部を掃除するんだって。
ちっちゃい穴なんだよ。
すごい!!
ワインの樽発酵
ここで、もう、ワインの匂いがするのと、冬だと、きもーちあったかい。
15度ぐらい、って言ってたかな。
まず、樽は職人さんの手作りで、輸入してくる、と。
で、ちょっとずつ容量が違うのだけど、この樽をワイン作りに利用するには、国の許可が必要なのだ、と。
で、その申請の時に、酒税法の関係で、水を入れて容量を確認して、樽に書く、と。
それで、許可が下りた日の日付と、ワインを仕込んだ日、何が入っているかも書く、と。
で、ワイン、毎年ぶどうの出来が良いわけではないから、ブレンドして使うのだけど、本当に、ブドウの出来が悪い年、新しい樽を使うと、樽の木の風味に負けてブドウの味が全然しなくなることがある、と。
そういう時は敢えて古い樽を使ったりする、と。
逆に言うと、年号が入ってるワインは、本当にいいワイン、と。
へぇぇぇ。
年号の入ったワイン。
これはもう、出荷する予定は無くて、資料として、なのかな、残しているのだそう。
だし、多分、美味しくない、とのことw
ラベルを貼る前のワインボトル。
瓶発酵中らしい
Liel 2022 明野のカベルネ・ソーヴィニヨン&メルロの試飲でおしまい
せっかくなので、ドライスパークリングも一杯いただいて、ホテルにチェックイン。