10.31 ホップ・トゥ・ネイ
Mie Hop-tu-Naa ! (・∀・)/
マン島は、イギリスとアイルランドの間にあります。
自然が豊かで、島全体がユネスコの生物圏保存地域に指定されているんですって。素晴らしいですね。
島の猫が普通に海を泳いでいるのをTVで見たことがあります。
頭のネジが吹っ飛んだモーターバイク・レースも有名ですね。どれくらい吹っ飛んでいるかはRin'さんのnoteでどうぞ↓
また、マン島はBee Geesの出身地でした。
心臓マッサージは“Stayin' Alive”のテンポがちょうどいいと聞きました。(BPM=103) 忘れないようにしたいですね。
マン島ではサーウィンを「ホップ・トゥ・ネイ」と言うそうです。(“これがその夜だ” というフレーズが、掛け声っぽく変質)
ほかの土地のサーウィンのような「お盆」の要素はなく、「大晦日」がメインみたいです。
昨年のサーウィンはスコットランド料理だったので、今年はマン島料理。作るのは昨年と同じ夫。
《本日のメニュー》
・ホットエール
・根菜のサラダ
・マンクス・コルキャノン
・マンクス・シーフードチャウダー
・ムラスティール
ホットエールは奇妙な味です。ビールを温めて、はちみつを溶かして、スパイス(シナモン+クローヴ+ナッツメグ)を入れて煮込み、レモンジュース+ラム酒を加えて、スライスしたオレンジを浮かべたホットドリンク。
あなたがいま想像した通りの味だと思います。
苦くて甘くて、ひと口飲んで「ん?(・・ ?)」と思っては、また口に入れたくなるナゾのドリンク。
身体がポカポカになるので、風邪にもよさそう。
根菜のサラダは、ローストしたにんじん+じゃがいも+かぶと、ゆでたビーツに、葉物+りんご+くるみ+フェタを混ぜて、はちみつドレッシングをかけたもの。
根菜のローストって初めて食べました。ゆでたのとは違う不思議な食感です。
マンクス・コルキャノンは、毎年恒例の「キャベツ入りマッシュドポテト」のマン島バージョン。バターで炒めたキャベツとねぎをマッシュドポテトに混ぜます。ここまではいつものコルキャノン。そこになんと青のりを投入! マン島の人は海草を食べるんですって。(調べたら、イングランドの沿岸地域やナポリでも昔から海草が食べられているとのこと。20へぇ!)
シーフードチャウダーも毎年恒例ですが、今年はマンクス・シーフードチャウダーということで、スモークハドック(燻製鱈の一夜干し)を入れましょうと。ところがどこにも売ってない!
夫は買ってきた鱈の切り身の半分を、本能的に洗濯ネットに入れて干し始めました。
翌日、鱈の一夜干しを細く裂いて、缶詰めの薫製にしんの浸け汁に浸けて、なんちゃってスモークハドックが完成。臨機応変ですね。
そして当日、バターで玉ねぎ+小麦粉を炒めて、じゃがいも+にんじん+セロリ+にんにくを入れてさらに炒めます。そこにお湯とベイリーフを入れて煮込み、シーフード(シーフードミックス+鱈+ムール貝+なんちゃってスモークハドック)と、牛乳+生クリームを投入してさらに煮込み、塩こしょう+レモンジュースで調味して、シーフードチャウダーが完成。
めっちゃ旨ーい!(・∀・)
*「なんちゃってスモークハドック」は作って正解でした。味が濃厚になります。
デザートはムラスティール。マン島の「バームブラック(サーウィン恒例のフルーツブレッド)」です。
濃い紅茶で戻したドライフルーツ(レーズン+レッドカラント+フルーツビッツとかテキトーに)を、スパイス(シナモン+ナッツメグ)&はちみつ入りのドウに入れて焼きます。夫はいつも手抜きでホットケーキミックスを使っています。
バターを塗ってひと切れ食べたら、「ああ、冬が来るな……」と思いました。
☆石破さんが首相になったら岸田化するわ、トランプが当選するわで、もう時勢に付いていけないです……。( ꒪д꒪ )
☆ホロドモール追悼式の聖歌隊員をしてきました。ホロドモールとはスターリンがもたらした「飢餓によるジェノサイド」。犠牲者は400万人以上。スターリン大っ嫌い! プーチンも!
いま、ガザがネタニヤフによって飢えています。
スーダンも紛争で飢えています。
日本は食べ物は売っているけど、買えなくて飢えている人が増えています。
主よ、みんなが普通に食べられる世界にしてください!
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