見出し画像

2020年備忘録

コロナ禍もあり大変な一年でしたが、個人的な出来事としても激動の一年でした。多分こんな激しい一年はそうそう無いと思うので振り返っておきます。

転職を2回行った(つまり1年で3社渡り歩いた)

今年の一年はAirAsiaから始まりました。この会社、いろんな意味で変化の激しい会社で、大企業でありながら(JALと同じぐらいの会社規模です)外部環境の変化への適応は抜群に秀でており、半年に一回ぐらいの頻度で、日本の会社だと数年に一度あるかないかぐらいの規模のリストラ(組織替え)が行われます。(めっちゃ勉強になりました)

画像4

で、私が入社した際に何が起こったかというと、数回あった面接の過程で大リストラがあり、私のポジションが採用時には全く変わっていました。正確にいうと、日本採用だと思っていたのが実は半分マレーシアの本社採用になっており、日本の人が上司だと日本オフィスのみんなが信じていたのが、採用後にマレーシア本社の人が上司となっているのがわかったり、その上司は採用プロセスに全く絡んでいなかっただけでなく、私が採用されることも全く知らなかったようで、採用前に話していた職務内容と採用後に聞かされた職務内容が全く違うものでした。いや、正確には私の職務などじつは無く、去年の10月に採用され、11月12月をなんだかよくわかんない仕事しながら過ごし、12月のクリスマス前に上司をはじめとして本社の数名が東京にあつまり、「さあ、みんなでいりけんの仕事を考えようじゃないか」という会議が始まったときには、「ああ、ここは私のいるべき場所じゃないな」と腹をくくり、1月に退職しました。
わずか3ヶ月で会社を退職したことに関してはかなり多くの方から呆れられましたが、ご存じの通りこの後コロナ禍で事業環境が大きく変わり10月に会社が無くなったことを考えると、このときの判断は絶妙だったと思っています。

1月からは、3年ほど前に一緒に仕事をしたことがある外資系のデジタルマーケティング会社に勤務。会社内にあるいろんなデータ(売上げやWeb解析だけでなくバックオフィス系も含んだありとあらゆるデータ)を融合してマーケティングを最適化させるというかなり高いビジョンを持った会社で、一緒に仕事をしていたときには、その一部を垣間見ていたのでどんな事ができるんだろうとわくわく感満載で入社しましたが、なんだかモヤモヤ感が取れない。このモヤモヤ感は何なんだろうと数ヶ月悩んでいたのですが、ちょうどそのとき受講していた人材マネジメントで、HRMのフレームワークを学んだときに、「あ、この会社のビジョンに共感して入ってきたけど、実際にはビジョンに沿った戦略が立てられておらず実際の業務内容は全然違うじゃないか!さらにモチベーションマネジメントやリソースマネジメントが何にもできていない。だからこんなにモヤモヤ感があるんだ」という事に気がつきました。

そこで早速社長に「あなたが入社前に語ってくれたビジョンに共感して入社したけど、今仕事としてやっていることは全然違うので、モヤモヤ間が拭えません。人に関しても全然ケアできてないじゃないですか。ビジョンから整理しなおしませんか?」と掛け合い、6月ぐらいからデジマコンサル会社としてどうやって戦っていくのか、自社の強みは?市場機会は?それって儲かるの?みたいなことを始めていました。

ちょうどそんなことを始めだした頃に、あるリクルーターから「E Commerceで急成長中の時計メーカーが、カントリーマネージャーのポジション探してるんだけど話聞いてみない?」とお声がかかり、半分興味本位でお話をすることに。(転職するしないは別にして、定期的に面接を受けるようにしています。というのも、英語での面接はめちゃくちゃ勉強になるのと、自分の価値がどれぐらいあるのか客観的に判断できるからですが、この話はまた別回にでも)

「Job Interviewじゃないからね、カジュアルなチャットだから」ということなので1時間ほど談笑。別の人紹介したいからと言われまた翌週に別の人と談笑。そんなことを数回続けているとジョブオファーが出てしまいました。さらにその時にこのポジションはコペンハーゲンにリロケーションしないといけないらしいと言うことが発覚。
この後に書きますが実は中古マンションを購入して、大規模リフォームを行っている最中なのと、さすがに1年で3社目の転職は嫁さんも嫌がる(呆れる)だろうと思っていたのですが、恐る恐る嫁さんに「コペン行きの話が出てきてるんだけどどう思う?」と聞いたところ、「そんなのコペンハーゲンに行かなもったいないやん」の一言。2020年の3社目が決まってしまった瞬間でした。

マンションのスケルトンリフォームを行った

私たちは結婚後、賃貸や売買含め十数回転居したのですが、その中で出した仮説は「安い中古物件をかって自分たちの好きなようにリフォームするのが一番いいのではないか」と言うこと。今のデンマークのアパートもそうですが、海外の物件は築50年とか100年とかかなり古いのですが、メンテナンスさえちゃんとしていれば全然きれいになるんですよね。

画像5

画像3

ということでずっと状態のいい古い物件を探していたのですが、去年の7月に今のマンションを探し当てました。築47年で中はボロボロでかなりお買い得な価格。即決して購入し半年掛けて設計・今年の3月から施工して9月に完成と一年がかりのプロジェクトでした。そんな思い入れのある家だったのですが、住んだのはわずか数ヶ月です😢

デンマークへ移住した

転職に関連してデンマークに移住しました。(今現在は引っ越しの手続きで日本に一時帰国しています)Noteに少しずつ記載していますが、情報が限られているので移住のプロセスには四苦八苦しました。
15年ほど前にニュージーランドに移住した際は、聞くことが出来る人がたくさんいたのでそれほど不自由した覚えはなかったのですが、今回の唯一の情報源はオーフス在住のひぐちさんのNote

きれいにわかりやすくまとめて頂いているので本当に助かっているのですが、どうやら都市が違うとビミョーに手続きに違うところが。しかもそこがかなり重要なポイントとなっていたりして、しかも会社の人はプロセスに関して誰も知らない(そもそもデンマーク人は移住の手続き知らないし、社内の非デンマーク人はEU圏の人たちなのでそもそもの流れが違う)ので、一から自分でひもとかないといけませんでした。

画像2

そんなこんなで緊張感の高い移住でしたが銀行口座も開設でき、後は自動車免許を取得するところまできています。
次の難関は嫁さんの会社設立。これは英語でも情報がかなり少ないのでかなりチャレンジングかも。日本人の会計士の人とかいると助かるんですがねぇ。

骨折した

酔って自転車運転した私が悪いので自業自得以外の何でも無いのですが、人生二回目の右腕骨折。もう大丈夫そうだったので、今日コルセット外しました。

画像1

ということで、人生を揺るがイベント満載の2020年備忘録でした。
みなさまよいお年をお迎えくださいませ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?