見出し画像

Day2:まだまだ元気です!

まだ時差ぼけが治っていません。夜8時に寝て朝3時に起きるちょー健康的な生活をしています。しかも外食が高いので自炊しながら元気でやっています!
また、コペンハーゲン到着後、まだ6日目とも思えないほどの現地への溶け込みようデス。通勤もレンタルバイクや電車、レンタル電動キックボードなどまだ2往復しかしていないのに、すでに3種類の交通手段を楽しんでます!
心がざわついていたときがすでに懐かしいです。(わずか数日前なのに。。)

経営戦略

昨日のNoteでシェアさせていただいたフレームワーク、一番上のVison / Strategyが一番大事で、ここが決まらないとその下の軸足がブレブレになってしまいます。(今の会社はまさにブレブレの状況)

画像1

で、このTOPのフレームの一番上にあるCompany Visionを整理するところから始めるのですが、デンマーク到着前に日本チームのみんなからヒアリングした感じでは、ほとんどのチームメンバーは認識していないと感じました。

よくありがちなビジョンの行き違い

先にも述べましたが、ここがずれると今後の軸足がぶれるので、経営陣に「日本チームの人たちは多分理解してないと思うんだけど。私も直接聞いたことないから、是非教えてほしいんだけど・・」と口火を切るや否や、「チームの誰がそんなこと言っているんだ!!」「ことある毎に私たちは語りかけている」「英語の理解が足りていないんじゃないか」などなど、私がいらぬスイッチを入れてしまい、かなりヒートアップ。
さらには、「意味がわからない!誰がなぜそれをいっているのかわからない!いりけんは状況をまとめて報告してほしい」。

あちゃー。
でもこれってどこの会社でも起こりうる”あるある”なんですよね。上の人たちはビジョンをもちろん100%理解しているので、彼らの中ではビジョンを会社全体に伝えている気になっている。しかも熱意があるだけに、それを理解してもらえてない人の気持ちがわからない。
でも、日本の会社のような”社歌”で常に歌ったり(いつも歌っているのかな?)、朝礼でお経のように唱える標語のように唱え続けないと、誰も意識できないんですよね。

チームに戻ってみんなに聞いてみるとほとんどの人は直接聞いたことがないとの予想通りの回答。唯一過去にCompany Profileを翻訳してくれた一人の子だけほぼ満点の回答でした。

MBAの教科書にはこう書いてあります。
”「組織は何のために存在するのか」という組織の存在意識や使命と、ある時点までに「こうなっていたい」と思う組織の到達地点目標を通して、「必ずすべきこと」や「すべきでないこと」などの行動規範を共有する。構成員間に行動範囲を浸透させるためには、経営者やマネージャーが経営理念とビジョン、行動規範をわかりやすい言葉で、熱意を込めて、継続的に伝える必要がある。

で、さらに教科書の図から抜粋するとこんな感じになります。

経営戦略

うーん、わかったようなわからないような感じですが、講義を受けるとかなりの腹落ち感あります。ですが、現実の会社ではこんなにスマートになかなか行かないですよ、残念ながら。
ですが、このようにロジカルに説明してもらっているおかげで、私も自信をもって”○○が正しい”と、胸を張ってブレずに発言できるようになりました。


話を戻しまして、ビジョンを経営陣から生の声で熱意を持って社員に伝える機会は限られていると思いますが、せっかくMBAを学んでいるのだし是非ともそれを具現化したいので、チームからヒアリングしたことは伏せて「すいませーん、私は聞いたことないので、是非経営陣の皆様からCompany Visionを直接聞かせてもらいたいです。で、せっかくなので、日本チームも復習もかねて是非一緒に参加させてあげてくだーい」とお願いをし、明後日にCompany Vison Meetingを設定することに成功。しかもなかなか貴重な経営陣オールスターでの、生の声で熱意を持ってCompany Visionを語ってもらうこととなりました。

一回やってもらえれば後は私が彼らの代わりに反復すればいいだけなので、その下の事業・機能戦略は私の責任で日本にあったものをやらせてもらいます。
Visioningのあとそのまま上位の全体戦略的な話まで持ち込み、全体戦略も日本独自にアレンジして、作り込んでしまってもいいかとも思ってます。
最初だけ整えば、後はなし崩し的にやっていけばいいだけなので。

そのミーティングが明後日なので、残念ながら明日はMBA的な書き込みは難しそうです。その代わりに、明日は冒頭に申し上げた通勤風景のレポートをしたいと思います。




いいなと思ったら応援しよう!