備忘録-デンマークに定住するまでの道のり その4(おそらく最終章)
2020年10月20日にコペンハーゲンに来てから5ほぼカ月。本日(21年3月23日)に、やーーーーーっと在留カードが手元に届きました。
長かった私の定住プロセスがいったんここで完了です。(遅れて合流した家族の手続きは継続中)
備忘録として前回のプロセス(前回は20年11月14日!?)の続きから記載します。
Yellow Card(健康保険証)の取得
健康保険証はCPRを登録すると登録した住所に郵送されます。これは私も嫁もすぐに入手できました。こちらでの生活では健康保険証が身分証明書になるのでめちゃくちゃ重要です。
この後に記載している在留カードも身分証明書になるのですが、在留カードは外国人専用なのでYello Cardが一般的に身分証明書として利用されています。
銀行口座の開設
これが(も)かなりの曲者でした。こちらの銀行は窓口に行くことがほとんどなく、口座開設もすべてオンラインでしか受け付けてくれません。”オンラインで受け付け=手続きがブラックボックス化” なので、全然進まないことが多々あるようです。
私の場合は勤務先の会社から裏コネを使って無理やり担当者をアサインしてもって開設してもらったのですが、こちらからその担当者に鬼のようにプッシュして(銀行口座がないと給与がもらえないので)、それでも一カ月以上かかりました。
嫁さんの場合は手順通りDenske Bankにオンラインで申し込んだのですが、2カ月間全く返事なし、電話しても全くつながらない状況。
先週の日曜日にチャット窓口でしつこく聞きまくったところ、「書類にサインするところまで来ているから、月曜日に電話して」とのこと。準備できているのなら連絡ちょーだいよー。
こちらでは、というか海外では日本のように手厚いサービスは期待できないので、自分からどんどんプッシュしないと自分の生活が営めない事例の一つでしょうね。
運転免許所の取得
こちらの運転免許証は日本の運転免許証と交換です。必要書類は日本の運転免許証、免許所の翻訳およびその証明書(日本大使館で証明書はもらえる)、あとこちらのホームドクターで発行された健康診断書です。
一度12月にすべての書類揃えてアポイントまで取ってコペンハーゲンのCitizen Serviceまでわざわざ申請に行ったのですが、ホームドクターがまさかの健康診断書に署名忘れでやり直し。
骨折してたし、雨多かったし、自動車乗ることないしほったらかしにしていたのですが、本来は入国後90日以内に手続きしないといけない規則なので、1月下旬にコペンハーゲンではなく私が今住んでいるGentofteの役所に行ってきました。
Gentofteの役所に行ってわかったのは、すべての手続きはコペンハーゲンの役所より地方の役所のほうが全然簡潔に終わってしまうこと。嫁さんがCPRを有効化する際も私がもがき苦しんだプロセスは一切なく、1回の訪問でほぼすべてが完結していました。
話を戻しGentofteの役所でもらった免許証がこちら。
紙切れに見えますが、紙です。いや、免許証だそうです。
でもデンマーク語読めないから本当に紙切れに見えてしまう・・・
数か月後にちゃんとしたカードのものが郵送されてくるそうです。(これもいつになるかわかりませんが・・)
在留カード(旧ピンクカード、現ブルーカード?)
長くなりましたが本日の本題、在留カードです。
入手するまで本当に長かった。通常なら数週間で郵送されてくるはずのものが手元に届かないので、もしや在留資格がないのではと疑心暗鬼になっていました。
移民局に電話しても全然ピックアップしてもらえず、メールなんて10通以上送ったのですが全く返事なし。
そんな中、昨日の3月22日に受け取ったメールがこちら。
「先日処理したからちょっと待て。6週間たっても届かなかったらまた連絡して」と書いてありますが、私が送ったのが3月9日。(この前にも山ほど送っている)
まあ進んでいるのならいいかと安心していたら、なんと本日到着!
というか、カード作成の工程と郵送考えると絶対1週間前には処理完了しているはずなのに、なんで昨日のメールやねんと一人でツッコミみまくっていたのですが、カードを見て愕然。
いつも”さわやか”な写真うつりを心掛けていたのに、これ以上ないぐらい悪い顔つき。
しかもぼかし対策の模様が顔の微妙な位置に被さっているため、まるで顔に傷のあるやくざのよう・・・
ないよりはましなのですが、この先数年間の滞在中この顔を持ち歩かないといけないのかと思うとかなりブルーです。