銭湯の刺青問題は簡単に片づける問題ではない。
まいど!
大阪市平野区で小さな町の銭湯「入船温泉」、東大阪でウマイヤサイを扱う小さな八百屋「MiKAN屋」を経営しております、オオツボです(^^)
2021年は「希望の1年」にすると決めております。
入船温泉
MiKAN屋
銭湯の「マナーについて」と同じく定期的に言っていることです。
「刺青・タトゥーについて」
まずは前提として、僕個人的にタトゥーを肯定しているわけでもないですし、否定しているわけでもありません。
その上での発信となります。
「刺青入っている人は時間帯分けて入ってもらったらどうや?」ということを言われまして。
なぜそんなことをしないといけないのか。
そもそもなぜ分ける必要があるのか。
もうええ加減そういうのやめませんか??という話です。
僕は見た目だけで判断する人が大嫌いです。言いきります。
刺青が入ってようが入ってなかろうが、うちは「非常識な人間」はお断りです。
入船温泉の理念は「優して温かい場所をつくる」です。
人に優しくできない人、自分のことしか考えていないワガモノ顔で利用する人は来なくていい。
ただただそれだけです。
僕たちはサービス提供者ですが、ちゃんとお客さんを選ぶ権利があります。
何年通ってようが初めて来ようが、迷惑をかける人・自分のことしか考えていない人は問答無用で出入り禁止にします。
刺青が入ってようがなかろうがです。
「見た目」に対する偏見は一切ありません。
極論ですが、刺青入っていてマナーをちゃんと守って笑顔で挨拶してくれる人、
刺青入っていなくてマナーは守らないし自分のことは棚にあげて他人の悪口ばっかり言う人。
あなたならどっちをお客さんとして受け入れますか??
僕は前者です。
百歩譲って、ワンポイントでいれている人と全身いれている人とでは確かに迫力は違うのかもしれません。
ですが、うちに通ってくれている人はちゃんとマナーも守ってくれるし、
他人に迷惑をかけるようなことをする人は出入りしていません。
ちなみに僕が今まで出入り禁止にした人は全員刺青は入っていない自分のことしか考えていない人です。
わかりますよね??
「見た目」ではなく、「態度」を見ています。
ちなみに関係ありませんが、僕はバンドマンで友達には刺青入れている子が結構多いです。
じゃあそいつらは全員悪い奴なのか?
違います。
刺青入っていようがなかろうが、友達想いの人とはずっと付き合うし、
そうじゃない人とはそもそも友達にはなりません。
プライベートであろうが仕事であろうが関係ないんです。
そこに分け隔てはなく、ちゃんと「人」を見ています。
多世代交流の場所だからこそ、世代によって刺青受け入れ方が違うなんて簡単に片づけたくはありません。
見た目関係なく、ちゃんと「人」を見てほしいんです。
断言しますが、これからも刺青入れてようがなかろうが、
「他人への気遣いがない」
「自分のことしか考えていない」
「マナーを守らない」人は来て欲しくないです。
人と人との繋がりを感じる「優しくて温かい場所」をつくるために、
これからも「人と向き合う銭湯」であり続けます。