日々が制限されていく
娘が通う公立校では3/12(木)の休校が急に前日に決まり、そして木曜日には翌日3/13から当面の間の休校が決定したのでした。
ここからの展開は、本当に1時間毎にニュースをチェックしないと追いついていけないほどのスピードで、なんだかとんでもないものの入り口にいるのでは、という不安にみんなが包まれていた。
グリーンカードを維持したまま日本に長期滞在するために必要な、再入国許可証申請の最終段階、指紋採取の予約日は3/19(木)、移民局にて。
でも次々に制限されていく日常生活に不安を覚えて、移民局も閉鎖されるのは時間の問題では、と、予約日の前倒しをすることに。
通常であれば予約日通知の手紙を持参すれば、数日早くても指紋採取してくれることが多々ある、という情報をいくつか見ていたので、3/16の朝イチで指定された移民局施設に並んでみることに。
でも、入館する前にセキュリティの人が「コロナの感染を防ぐため、本日の予約の人のみ受け付ける。時間も指定の時間以外は受け付けないので、自分の予約時間に来るように」と全体にアナウンスしていたので、無理か。。。と帰路につく。
押せばなんとかなる、が多分にあるアメリカだけど、さすがにこの時ばかりは国からの指示だろうから、粘っても無理だったのだろうと思う。
無理なものは仕方ない、とりあえず荷造りしながら予約日を待とう、と気を取り直してみたものの、規模の分からないものに飲み込まれていくような感覚は落ち着いていられるものではなくて、まだ少し先の日本行きの飛行機を3/22に早めて、気を紛らわしたり、ニュースをチェックしたり。
そしてその翌日3/17、移民局が3/18からの移民局閉鎖を発表したのでした。
予約済みの面接や指紋採取はすべて一旦キャンセルされ、再開の目処がたったら再予約日の通知を送ります、と。
あと2日。
あと2日予約が早ければ。
あと2日コロナの感染拡大がゆっくりだったら。
いや、何より私がもっと早く申請していれば。
もちろんコロナに感染して苦しんでいる人がたくさんいて、その人達を助けるために全力で取り組んでいる人たちがいて、それに比べればちっぽけなことなんだけど。
その時ばかりは呆然と移民局のお知らせを見ることしか出来ませんでした。
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