移民局が認める緊急のケースとシリアル
閉鎖が決まったアメリカ移民局の発表によれば、少なくとも4月1日まで閉鎖とのこと。
(これはその後4月7日まで、5月3日まで、6月3日まで、と随時更に延期されます。)
緊急のケースには引き続き対応している、とあったので電話で問い合わせたものの、「緊急」とみなされるのは
・健康上の理由で、命に関わる手術などが必要
・渡航しなければ経営が成り立たないなど、勤務先に甚大な被害が及ぶ
などのケースで、それらを証明する英文の書類を用意して緊急面接の予約を取り、面接官が緊急性があると判断すれば可能、と言われ、我々には当てはまらないので、諦めざるを得ませんでした。
数日後には引っ越しと飛行機を予定していたので、家の中はダンボールだらけの我が家。なのにここにきてどうしようもなくなり、しかもそれが2日違えば、というのが余計に虚しくて絶望感に苛まれる。
コロナが本格化してからこの時まで、毎日数時間ごとに変化する状況を整理しようと必死に情報を追いながら、何とか予定通りに飛行機に乗ることを目標に、あの手この手を考えていた数日。
日本帰国の可能性が閉ざされたと分かり、移民局への問い合わせの電話を切るとがっくりとうなだれてしまいました。
そんな絶望感をまとったままリビングへ行くと、、、
なんと床一面、シリアルだらけ。
電話中に朝ごはんを食べていた次女による犯行で、その惨状に私の心はぽっきりと折れ、一気に悲しくなって大号泣。
「お母さんが大変なのになんでこんなことするのぉぉぉ」と、理解不能な沸点に達し、おいおい泣く母。
それをキョトンと見守る娘たち。
その日の午後、長女が「見て~♡」と描いた絵を持ってきました。
完全に泣いてます、母。
完全に散らばってます、シリアル。
娘たちめっちゃ笑顔です。
この絵を見て、家族がいればなんとかなる、頑張ろう。と思えたのでした。
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