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2023年9月に出会った音楽たち

百足, 韻マン, JAKEN / MisterWives / JIHYO / Ian Lloyd & STORIES / ヒグチアイ / THE SCRIPT / EXTREME


ストリーミングが当たり前になって色々な音楽が聴きやすくなった一方で、一曲一曲を意識して聴く機会が減り、時代も何も関係なく薦められるがまま、出会うがままに聴くようになってきたので何かまとめたいという衝動がふつふつしてきた。

考えた結果単純な答えに辿り着く。

その月に出会ったり聴きたくなって聴いた曲をプレイリストにただ登録していく。なのでジャンルも時代も脈絡が無い、がボクにとってはその月の思い出の音楽たちだ。
そういう作り方なので2023年9月分はその月が終わると出来上がる。

今月のラインナップ背景

9月は高知への旅で始まった。仲良くしている会社に誘われて高知でのワーケーション合宿に同行、クルマの中で流れた音楽は普段ボクが聴かないラップものや少し前のK-Pop等との出会いがあった。室戸岬は他の海とは違う力強さを感じる場所だった。その後に追加したのはSpotifyからのオススメ「Release Rader」、ジャズ喫茶で流れた曲たち、年に数回湧いてくるアイルランド熱が今月も発熱、月末最後に友人が来日公演を観に行った90年代ファンクメタルの新作という今月もめちゃくちゃなラインナップになりました。

Retter - 百足, 韻マン, JAKEN

高知車中で出会った曲その1。ヒップホップ、特にラップバトルの世界はホントにこれまで縁がない。即興アートだとは思っているが音楽だと思ってきていないのが理由だろう。調べるとラップバトルで対決した盟友が百足と韻マン、そこに迎えたのがJAKENだそうだ。もっともスタジオ収録の曲になるとだいぶ流して聴けるものになるので音楽だなこれは。というくらいに異文化体験。高知の旅がなかったら出会わなかった音楽。ありがたいことです。それにしても歌詞序盤でピンサロの出番が多い。

muse - MisterWives

高知車中で出会った曲その2。J-WAVEが大好きそうなインディー・ポップだなと思って調べたら案の定推されていた。2020年の3rdアルバム「Superbloom」収録、このアルバムの頃に日本で人気が出た、のかな?
アルバムのどの曲も3分程度で爽やかに次の曲へと移っていく。サックリPOPと名付けておこう。

Killin' Me Good - JIHYO

New Releaseにいい感じの韓国R&Bがあったので追加しておいた、くらいの出会い。いいね、歌が力強くてカッコイイね、なんて名前だ?JIHYO、ジヒョ、おお、TWICEのジヒョか。ジヒョのソロ作品ですね。23年8月発とのことなのでホントに新鮮なタイミングで聴けた。僕がK-POPにハマりだした2000年頃はK-POPよりもK-R&Bと呼ばれてたはず。その頃の香りがする曲調。Fin.K.L.とか・・・と思って久しぶりに聴いてみたら少し暗めのメロディくらいしか似てなかった。記憶って適当だ。

Mammy Blue - Ian Lloyd & STORIES

時代は一気に50年遡って1973年の曲。恥ずかしながらイアン・ロイドという人を知らなかった。これは70年代ブリティッシュ・ロックのいい感じ曲だが、アルバムにはプログレッシブ・ロック的な長編曲もある。まぁこの頃のバンドはこの辺境界線なくやってたよね。マミー・ブルーはなかなかの病みつきフレーズがサビに仕込まれてて延々と聴きたくなる。
このバンドについては詳しく解説しているページがあったのでリンクしておく。

この退屈な日々を - ヒグチアイ

ヒグチアイ好きなんです。知ったのは2019年の「前線」だったか。しばらく日食なつことゴッチャになって聴いていたのは内緒。どちらもライブ観に行ったけどどっちも良かった。そして当たり前だが別人だった。
ひんやりした歌声なのにあたたかい、そのギャップが耳を捕えて離さない。
またライブが観たいと思わされた佳曲。いや絶対行こうっと。

Breakeven - THE SCRIPT

アイルランドのアーティストがなんだか好きで定期的に漁ってしまう。ザ・スクリプトははるか前に出会っていて今回はどこかの記事で再会したから取り上げた。2008年デビュー作収録の大ヒットした曲。Youtubeの再生回数1.9億回だって。。。U2、COLDPLAYのような視界の広い大きな曲が好きな方は一発で気に入るはず。U2はアイルランド、COLDPLAYはイングランド、何かこのエリアにあるんだろうなと思う。
とwikiを見たら23年4月にギタリストが亡くなっていた。まだ若いのに・・・
結成以来3人でやってきたグループなので活動は止まってしまうかもしれないな・・・

Thicker Than Blood - EXTREME

最後は90年代にハードロック/メタル界を席巻したEXTREMEの最新作から一曲。彼らはファンクメタルと呼ばれて、ラップも決めちゃうボーカルGary Sheroneと縦横無尽に幅広く音を散りばめるギタリストNuno Bettencourtがかっこよすぎた。今回取り上げたのは18年ぶりの新作「Six」からアルバム曲を。曲にファンクっぽさは無いのだけれどもギターソロがいかにもNuno、飛び跳ねてるな~と嬉しくなってしまったので

こんな感じで続けられるといいな。

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