豚バラブロック難民
ル・クルーゼも人気だけど、バーミキュラのフライパンが良かったので、このたびバーミキュラの無水鍋も向かい入れた。
何を作ろうかなと、バーミキュラレシピ本を眺めた結果、豚の角煮を作ることにした。
今までは圧力鍋で作っていたけど、無水鍋で作る角煮はどんな感じになるのかな。楽しみだなぁ。
記憶したリストの一部を消す、スーパーの打ち出し商品。
レシピと冷蔵庫の中を確認し、必要な材料を書き出す。
確認しなくても大体は分かるけど、これは「うっかり」をなくすための行動。
スーパーは、私の意思など意図も簡単に変えてしまう。
入口は打ち出し商品や旬の野菜が並び、目的の商品へ向かう私の足を止めにかかる。そして、私はスーパーの思惑にハマり、入口で一旦商品を手に取る。それも、毎回。。。学習能力が低いのか???
この時点で、記憶がすでに曖昧になっていることには気づかず、次々と目的の商品を購入し、帰宅する。
料理を始めてしばらくすると、「あれ?」となる。自分が嫌になる瞬間。
でも、『記憶はスーパーの入口でおかしくなる』を学んだ。
ならば、メモを持っていこう!!
メモ用紙ではなく、ノートアプリ【Good Notes5】を利用して、買い物リストを作ることにした。
そして、1週間の献立を記入し、1度で1週間分の食材を購入することもできるようになり、非常に便利なアプリ。
豚バラブロックは、塊でなきゃ意味がないのに。
最寄りスーパーには、豚バラブロックがない。
正確には、カレーなどに使用する一口大にカットした豚バラブロックならある。カットしていない塊が欲しいのに、いつもない。
取り扱いがないのか?
他のスーパーに行ってみたこともあるが、塊がない。
その店舗の方針なのか?
角煮が作れなくて、困っている人がいます!ってアンケートに書こうかな。
3軒目にしてようやく出会えた、塊。
素材はすべて揃った。
豚バラブロック、大根、長ネギ、生姜を切る。
醤油、味醂、酒、砂糖を混ぜ合わせる。
豚バラの脂身の表面を焼く。
余分な脂はキッチンペーパーで取り除く。
豚バラの上に大根、ネギを順にのせ、生姜をのせる。
混ぜ合わせた調味料を一気に投入し、弱火で120分。
豚の角煮が完成!いざ実食!
お恥ずかしいので、写真は無し。
完成間近で夫が帰宅。
仕方ない。冷まして味を染み込ませたかったけど、盛り付けるかな・・・。別で作っておいた半熟仕上げの茹で卵を添えて、完成!
先に夫が食べて一言。
「うまっ」
では、私も。どれどれ、お味はいかがかしら?
「うまっ」
最高に美味しい!
圧力鍋で作る時は水を使うけど、無水鍋では調味料もあるけどほぼ野菜の水分。それがこんなにも、旨味をぎゅっとするのかと驚いた。
恐るべし、無水鍋・・・。
時間はかかるけど、無水鍋料理にハマりそう。
美味しいご飯は、幸せな気持ちにさせてくれるし、
美味しいご飯を食べているときは、ケンカにならない気がする。
仲良く、楽しく、美味しいを共有する時間は大切だと思う。
また、角煮を作りたい。
どうか、豚バラブロックが塊のままスーパーに並びますように・・・。