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2025年3月期2Q決算のポイント解説

本日開示の決算発表資料はこちら

皆さまこんにちは
株式会社アイリッジ IR担当です。
本日、2025年3月期2Q決算を発表しましたので、
早速、決算のポイントについて解説していきます。

※詳細に関しましては上記リンクより決算説明資料をご覧ください。


1.業績ハイライト


P5 25/3期2Q 決算概要

2025年3月期2Q決算は、
 売上高  3,068百万円(前年同期比+26.6%)
 調整後営業利益 88百万円(前年同期は△290百万円)

と、増収増益で着地しました。

P9 セグメント別実績の概況

セグメント別では、
売上高
 アプリビジネス事業    2,013百万円(前年同期比+18.8%)
 ビジネスプロデュース事業   870百万円(前年同期比+49.9%) 
 フィンテック事業       185百万円(前年同期比+23.5%)
 調整額          △1百万円

調整後営業利益
 アプリビジネス事業    389百万円(前年同期比+577.2%)
 ビジネスプロデュース事業   74百万円(前年同期は△13百万円)
 フィンテック事業      △20百万円(前年同期は△1百万円) 
 全社経費        △364百万円(前年同期は△340百万円)
 調整額              9百万円

以上のようになりました。

2.今回の決算のポイント


① 売上高が四半期単独で、前年同期比32.9%増

P10 売上高の推移(セグメント別)

第2四半期は前年同期比で+32.9%の増収。

セグメント別の増収要因は次のとおり。  

アプリビジネス事業    → 既存取引先を中心に取引拡大
ビジネスプロデュース事業 → 体制強化+顧客獲得が進捗 
フィンテック事業     → 既存取引先を中心に取引が拡大


② ストック型収益が、前年同期比27.9%増

P15 ストック型収益の推移

ライセンス料収入等(下)が順調に推移。
また、継続的な契約形態による収益(上)も堅調に推移。

主な要因は次のとおり。

アプリビジネス事業
 → スマホアプリの継続的な開発支援案件の増加
ビジネスプロデュース事業
 → 継続的なマネジメント支援案件の増加


③ 前期の開発遅延案件の解消等により、原価率が7.9pt改善

P12 原価率の推移(連結)

前年同期において発生したアプリ開発遅延等による原価増の影響が解消。「APPBOX」への先行投資を継続しつつも、前年同期比で-7.3ptの原価率改善


④ 通期業績予想に対して順調に進捗 

P6 25/3期2Q通期実績予想に対する売上高の進捗率
P7 25/3期2Q通期業績予想に対する調整後営業利益の進捗率

2Qまでの通期業績予想に対する進捗率は売上高が47.9%調整後営業利益が58.8%と順調に進捗。

P30 25/3期通期業績見通し

以上のように期初計画に対して順調な進捗となっているため、通期業績見通しに変更はなし

また、例年下期に売上高・利益が偏重する傾向にあるため、今後の進捗を踏まえて業績予想の修正が必要な場合には速やかな公表を予定。


⑤ 当社プロダクト導入アプリのMAUは9,783万ユーザーに

P14 当社プロダクト導入アプリのMAUの推移

当社プロダクトが導入されたアプリを月1回以上起動しているユーザー数(MAU)は前年同期比+18.3%となり、9,783万ユーザーまで伸長


3.2Qトピックス


中期経営計画2027にて掲げた5つの成長戦略に基づく、各種施策の進捗状況をトピックスとして掲載しています。そのうち一部を紹介します。

沖縄テレビ放送の新たなビジネスモデル創出を支援

P24 沖縄テレビ放送の新たなビジネス創出モデル創出を支援

中期経営計画における成長戦略③「ビジネスプロデュース事業領域への進出」として、当期より本格的に稼働を始めたビジネスプロデュース事業の取り組み事例となります。

当社の統合ビジネスプロデューサーを核としたチームが、民放ローカル局の抱える課題と向き合い、沖縄テレビ放送における新たなビジネスモデル創出に向けた継続的な支援を行っています。


ディップとの共同開発による新たなDXサービスの提供開始

P26 EX-DX領域における新サービスを今秋より提供開始

中期経営計画における成長戦略②「アプリ以外のDX領域への展開」、成長戦略⑤「顧客企業との戦略的パートナーシップの強化」として、当期から資本業務提携関係となったディップとの取り組み状況に関するアップデートになります。

当社が企画・システム開発及び運用を担当する形で、ディップの顧客層に向けた課題解決のためのDXサービスを共同開発を進めています。

今回はその取り組みの第一弾であり、ディップと当社は今後も共同して新たなDXサービスの創出と事業化を推進していきます。


APPBOXに関するアップデートについて

P28 APPBOXパートナープログラム参画企業が24社に

現在、APPBOXの活用を前提とした、アプリ開発・運用中アプリのカスタマイズ及びパッケージアプリの提案を進めています。

前期末からAPPBOX搭載アプリのリリースが徐々に始まっていますが、現時点においては費用先行の状況が続いています。

引き続きパートナー各社とのソリューション連携を始めとした取り組みを強化し、市場浸透を進めていきます。


以上、2025年3月期2Q決算のポイント解説でした。
ご質問などございましたら下記よりお問い合わせください。

今後とも、アイリッジグループの成長にご期待いただけますと幸いです。


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本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、
有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。

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