「Co-Assign」とシステム開発会社・コンサル会社に共通する課題のお話
みなさんこんにちは。
アイリッジ IR担当です。
さて、いきなりですが、
当社の「Co-Assign(コーアサイン)」導入企業が増えてきています。
本日は、そんな「Co-Assign」というサービスについて私なりにご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
おお、導入が進んでいるじゃあないか!
開発リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」!
なんといっても『アサイン管理の脱Excel化』が進む!
なるほど・・・
ところで「アサイン管理」ってなに?
「エンジニア」と一言で言っても、その得意分野・対応可能な言語・スキル・経験値はマチマチです。例えるなら同じ球技だからと言って野球選手にサッカーの助っ人をお願いするのはナンセンスでしょう。
さらに言えば野球の試合に向けて野球選手に助っ人をお願いする場合でも、
本職でキャッチャーをしている方にセカンドの守備をお願いするのも微妙に的を射ていません(できなくはないでしょうけど)。
アサイン管理は、
「野球の試合をする際に各ポジションに適切な人を割り当てること」と、
イメージいただくと分かりやすいかもしれません。
ビジネスの世界だと「野球の試合」を「案件(プロジェクト)」に置き換えると良さそうです。
創業して間もない企業であれば、
野球の試合、もとい抱えている案件数もまだまだ少なく、
アサインの対象となる人員も小規模ですので、
「誰がどういったスキルを持っているのか」
「誰がどの案件を担当しているのか」
「次の案件を受注しても問題なく対応できそうか」
そういった管理も困難ではなく、場合によってはExcelやGoogleスプレッドシートなどで管理することも可能だと思います。
その後、順調に事業が拡大していくと、組織の規模も大きくなり、
「野球の試合(案件)が何件も同時進行する」ことになっていきます。
果たして何人の組織まで今の管理方法で対応することができるでしょうか?
この時、キャッチャーは何人いれば足りるのでしょうか?
仮に、今の管理方法を続けることで監督(管理する方)の作業時間はどれだけ増えていくでしょうか? 新たな試合(案件)も、人員も増えていきますよ? 大丈夫ですか?
システム開発会社・コンサル会社における共通の課題は「要員計画」にある
要員計画。わかるようなわからないような・・・
要員計画は、つまるところ「野球の試合を同時に何試合こなすことができるのか」「そのための各ポジションの人材が今どれだけいるのか」「今後、どのポジションの人材が何人必要なのか」「足りなければ外部から助っ人選手(外注パートナー)を呼ぶ必要があるか」を計画していくこと。
となります。
システム開発会社や、コンサルティング会社などの場合、人員の稼働率を向上させて生産性を高めることによって業績が向上していきます。
スキルやレベルによって見合った案件に人員をアサインすることができなければ、特定の人は常に忙しい一方で、一部の人の手が空いてしまうといった状況が発生し、結果として全体の稼働率の低下を招くこともあるでしょう。
「Co-Assign」は、端的に言えば、そのような要員計画に関する課題を解決するソリューションとなっています。
何ができるの?その1「アサイン管理」
私(非エンジニア職)のイメージでは、いわゆるIT企業、それもシステム開発やコンサルティングを行うような会社は、最新の人材配置システムでキッチリと管理されているものとばかり思っていました。
現実はそんなに甘くなく。
1つの会社の全社員を管理する目的ならばともかく、
言ってしまえば1部門、あるいは営業部門、開発部門といった局所的かつ、
「エンジニアやコンサルタントを」
「案件(プロジェクト)単位で」
「次の案件の受注確度を見据えながら」
といった会社毎の事情や、事業毎の細かい単位での管理まで対応する必要があることを踏まえると、現状ではカチッとマッチする汎用的なシステムはまだまだ少ないように感じます。
「Co-Assign」の導入が進んでいる理由の1つが、
このようなシステム開発会社などが共通課題としている「アサイン管理」に特化している点にあります。
付け加えるとすれば、後段に記載していますが、この「Co-Assign」はスマホアプリ開発(広くいえばシステム開発)を行う当社の課題解決のために生まれたソリューションですので、各社の与件に合わせた柔軟な導入支援を行うことができる点も強みとなっています。
何ができるの?その2「予実管理」
システム開発会社の場合、案件(プロジェクト)毎に「どれくらいの開発費用が必要か」を計画することになります。
当然ですが、それを基に見積りを出して受注を目指します。
当初立てた計画がその通りに進むのであれば、そもそも管理について深く考える必要はないのかもしれません・・・
開発された後のシステムは、業務の効率化や自動化、省力化の一躍を担い、コストの削減やさらなる生産性の向上に寄与するでしょう。
一方、システム開発そのものの世界は、まだまだ人の手によって成り立っていますので、機械で生産するような計画の正確性を臨むことは困難なものとなっています。
野球の試合も蓋を開けてみなければ何が起こるかわからないものです。
監督が想定していた試合運びの通りに進むとは限りません。
場合によっては先発ピッチャーが炎上して登板予定のなかった選手を投入する必要もあるでしょう。
肝心なことは計画に対する実績のタイムリーな把握、そして速やかな計画の見直しを繰り返すことです。
事業規模が拡大して、受注する案件の規模や難易度が上がれば上がる程に「予実管理」の精度を高めることが求められていきます。
「Co-Assign」の導入が進んでいる理由のもう1つが、前述のアサイン管理に加え「予実管理」までカバーできている点にあります。
アイリッジが「Co-Assign」を提案する理由
さて、そんな「Co-Assign」ですが、まさに我々が直面していた上記のような課題を解決するために生み出した社内向けのソリューションでした。
ちなみに、blog記事ではこの後、「社外メンバーの稼働工数の集計も大変だよね」と続きますので(あるある)と共感いただけた方は是非該当の記事を是非ご覧ください。
社内で成果が出たから商用化して他社にも使ってもらおう。からの「Co-Assign」誕生
当社のミッションは「Tech Tomorrow」テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創ることにあります。
我々はスマホアプリ開発という分野ではありますが、同じ課題やニーズは、システム開発会社あるいはコンサルティング会社などのように、社内外の人材を抱えて事業を行う会社全般にあるものと考えました。
結果としてみれば、その考えは間違えていなかったようでトライアル利用を通じて「Co-Assign」の導入が着実に増えていっています。
テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。
そのために「Co-Assign」を役に立てていただければと考えています。
本日は、開発リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」について、ご紹介してきました。サービスサイトでは機能の紹介のほか、アサイン管理に関するナレッジblogやホワイトペーパー、導入事例なども掲載していますので是非ご覧ください。
ニッチ過ぎる気がしないでもないですが、用語集あたりもビジネスパーソンの読み物としても面白いと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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