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2025年3月期3Q決算のポイント解説

本日開示の決算発表資料はこちら


皆さまこんにちは
株式会社アイリッジ IR担当です。
本日、2025年3月期3Q決算を発表しましたので、
早速、決算のポイントについて解説していきます。

※詳細に関しましては上記リンクより決算説明資料をご覧ください。


1.業績ハイライト


P5 3Q決算概要

2025年3月期3Q決算は、
 売上高  4,677百万円(前年同期比+21.5%)
 調整後営業利益 176百万円(前年同期は△299百万円)

と、増収増益で着地。

P10 セグメント別実績の概況

セグメント別では、
売上高
 アプリビジネス事業      3,050百万円(前年同期比+20.3%)
 ビジネスプロデュース事業   1,236百万円(前年同期比+23.3%) 
 フィンテック事業       392百万円(前年同期比+24.7%)
 調整額          △2百万円

調整後営業利益
 アプリビジネス事業    561百万円(前年同期比+324.4%)
 ビジネスプロデュース事業   99百万円(前年同期比+555.7%)
 フィンテック事業       47百万円(前年同期比+6.4%) 
 全社経費        △545百万円(前年同期は△504百万円)
 調整額              14百万円

以上のようになりました。

2.今回の決算のポイント


① 各セグメント順調な進捗

P11 売上高の推移(セグメント別)

セグメント別の増収要因は次のとおり。  

アプリビジネス事業    
 ・既存取引先を中心に取引拡大
 ・資本業務提携に基づく取組みが進捗
 ・「APPBOX」などライセンス料が順調な積み上がり

ビジネスプロデュース事業 
 ・新規顧客獲得が進捗 
 ※例年3Qに計上している大型案件が2Qに計上された影響で
  3Q単独では前年同期比で13.3%減           

フィンテック事業
 ・既存取引先を中心に取引が拡大
 ・3Qより神奈川県秦野市「OMOTANコイン」開始、
  島根県海士町「ハーンPay」先行リリース


② ストック型収益が前年同期比24.9%増

P16 ストック型収益の推移

継続的な契約形態による開発支援案件等の収入(上)が堅調、
ライセンス等の収入(下)も順調に推移。

主な要因は次のとおり。
アプリビジネス事業
 ・スマホアプリの継続的な契約形態による開発支援案件の増加
  → 資本業務提携の取組み、EX事業関連の収益が寄与を開始
 ・ライセンス収入の順調な積上げ

ビジネスプロデュース事業
 ・順調な立ち上がり、継続的なマネジメント支援案件の増加


③ 原価率としては3.2pt改善

P12 原価率の推移(連結)

前期の一部開発遅延の解消、ライセンス収入の積上げにより原価率が改善。


④ 調整後営業利益は前年同期比+475百万円増と大幅に改善

P9 調整後営業利益の変動要因

売上高の増収に加えて粗利率が改善されたことにより、調整後営業利益は前年同期の△299百万円から大きく改善。


⑤ 通期業績見通しを修正 

P6 25/3期業績見通しの修正

3Qまでの業績進捗と足下の事業環境を踏まえ通期の業績見通しを上方修正。

修正前            修正後
 
売上高     64億円    65億円(+1.6%)
 
調整後営業利益 1.5億円     2.4億円(+60.0%)

P7 通期業績予想(修正後)に対する売上高の進捗率

・修正後の見通しに対して売上高の3Qまでの進捗率は71.9%と順調。

P8 通期業績予想(修正後)に対する調整後営業利益の進捗率

・修正後の見通しに対して調整後営業利益の3Qまでの進捗率は73.7%とこちらも順調。


⑥ 当社プロダクト導入アプリのMAUは1億を突破

P15 当社プロダクト導入アプリのMAUの推移

当社プロダクトが導入されたアプリを月1回以上起動しているユーザー数(MAU)は前年同期比+17.9%となり、1億を突破。


3.3Qトピックス


P32 中期経営計画2027(Tech & Innovation Partner)の全体像

ここからは、今期を初年度とする中期経営計画において掲げた5つの成長戦略に関する取組み状況を3Qトピックスとして紹介します。

沖縄テレビ放送と業務提携を実施

P24 戦略的なパートナーシップの強化①

沖縄テレビとデジタル戦略事業におけるビジネス拡大に向けて業務提携を実施。2025年内にも新たな会員制アプリメディアを構築予定。


博報堂との資本業務提携を実施

P25 戦略的なパートナーシップの強化②

博報堂と顧客接点を中心としたデマンドチェーン変革に向けた協業を推進するための業務提携を実施。博報堂が取組む顧客接点の全体構想からフロント&バックエンド開発・運用・グロースに、当社のシステム実装力を掛け合わせ、顧客接点の変革を一気通貫で行う大規模開発の支援を推進する。

業務提携の目的を達成するため、長期的で安定的な関係を構築すべく、博報堂を割当先とする第三者割当増資による新株式の発行を実施(2025年2月3日払込完了)の上、共同出資による合弁会社を新たに設立。


APPBOXに関するアップデートについて

P26 APPBOXパートナープログラム参画企業30社へ、システム連携進む

現在、APPBOXの拡張性の高さを活かした、アプリ開発・運用中アプリのカスタマイズ及びパッケージアプリの提案を推進中。

今回、ブレインパッドの「probance」と「APPBOX」のシステム連携が完了し、同社提供サービスのラインナップに新機能「probanceアプリプッシュ通知(APPBOX)」の搭載が開始。

引き続きパートナー各社とのソリューション連携を始めとした取組みを強化し、「APPBOX」の市場浸透を推進予定。


「Co-Assign」が着実に市場浸透・成長基調

P27 「Co-Assign」累計導入者数が250社を突破

新規事業としての「Co-Assign」は、システム開発会社を中心に、Excelでのアサイン管理(リソース管理)の複雑さに課題を感じている企業への導入が進捗中。


以上、2025年3月期3Q決算のポイント解説でした。
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今後とも、アイリッジグループの成長にご期待いただけますと幸いです。


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(留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、
有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。

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