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はじめてのnote

40代。noteを始めてみようと思う。
アイコンが可愛いから。
なんか平和で落ち着いた雰囲気が心地よいから。


ある日、王国会館に突然行ってから10年。
その後、聖書を研究し続けて今に至ります。
途中、中断は数知れず、最近は打ち切られもしている。
でも、聖書は読んでるこの頃。

世の中は2世問題で真っ只中です。
自分も5,6才から13才まで母に連れられていた元2世。
だから、元2世の苦しみはよく分かる。
昔はこういうSNSすら存在しなかった。
20歳の頃、インターネットでやっと見つけた元2世掲示板で思いを綴り、生まれて初めて苦しみを打ち明け、その後、その掲示板にいた人とお茶して、諦めないで頑張りましょうねと励まし合ったことを思い出す。
もう25年も昔のこと。

あれほど憎み、苦しまされてきたのに、
そんな私が10年前に0から聖書を学び始めた。
感覚的には1世。
100歩譲って1.5世というべきか。

脱退2世の記事を読み始めた最近。
一つの傾向に気づく。

人間組織に対する不満や不信が中心であること。
一方で、聖書そのものに対する不信や批判は見受けられない。

複雑な気持ちになる。
気持ちや不満、不信の気持ちはよーく分かる。
苦しい、面白くない、辛い。
研究生の分際で何を言うか、
というご指摘には何も言えない。

中には現役もいるようだ。
なかなかの勇気というか、
苦しいのだろうなと察するしかない。
心のどこかで踏ん切りをつけたがっているのだろうか。

ここに至って、私は聖書が好きになった。
ヨブ記を読み進めて38,39章で神が言葉を発する。
これを読んだ時、歴史上のいかなる優れた文学者でも、この視点、スケールの巨大さは表現できないはず。これは人間に書ける文章ではない、と。
この時、聖書は神の言葉なのだろうと初めて感じた。

でも、残念ながら
JWの人間がある面で好きになれない自分がいる。
幼少期のトラウマ、被害者意識はとうの昔に乗り越えていたつもりなのに。

このように言うのは気が引けるが、彼らは何かガードをしている、本音で話せない、特定の話題を徹底的に避ける、励まされますぅ一辺倒(お前が励ませや)、兄弟姉妹と呼び合う慣習(英語圏ではブラザーシスターとは呼び合わないらしい、そりゃそうだろう)、長老といえども中身は幼い子供のような人も多い。恒常的な人材不足なのだろう。ボランティアだから文句は言えまいと思うものの、人(世の人)の気持ち、苦しさがわからない、っていうか分かろうとしていない。
変人率の高さときたら…嫌になる。
書けば枚挙にいとまがない。
実際、何度も頭に来て、怒鳴ったこともある。
長老だろうがお構いなし。
中には反省の色なしの人もいる。

なぜ、こういう思いをしてまで
聖書を学び集会に行くのか。
創造者が存在している事が好きなんだと思う。
良い人も確かにいる、そして皆、悪気はない。

神について深く学べたこの10年。
個人研究もかなりやった。

はっきり言って今の世の中が良くなる兆しなどない。
全く思わない。

でも、永遠の命を得たいか?と言われると、
それは「望み」として胸にそっとしまっておきたい。

人前で大きな声で、永遠の命を得ましょう!なんて講演の締めくくりに大壇場からいう盛り上げる人を見るのは、見苦しい。
利得主義のように感じられて嫌いだ。
謙虚さがない。
神からのギフトとして有り難く、謙遜に、慎み深く胸にしまっておけよ、と思う。デリカシーのかけらもないアメリカの総選挙の演説のように感じてしまう。
むしろ、新しい人に誤解を与えているとさえ思う。

自分がここまで捻くれてしまったのも、自分のせいではあるが、この辺りが元2世がゆえの生きづらさなのかもしれない。

親との関係も難しい。
最近、幼少期に大きなトラウマがあることを、カウンセリングを通して知った。
父親のJW母に対する壮絶な暴行と破壊行為。
ビール瓶で頭を殴る、タバコを顔に押し付ける、血もたくさん見た。包丁とか、燃やされるとか。
間近で何年も見てきて怖かったんだと思う。
あまりその頃の感情の記憶が長年なかった。

カウンセリングを通して、
この傷に生まれて初めて向き合うことに。。。
怖かったな、不安だったんだな。
絶望的に孤独だったんだなと涙がたくさん出て、
インナーチャイルドを抱きしめて温めてあげないといけないと思った。

これまでの生きづらさの原因が
ここにあったのかと安堵した。
と同時に愕然ともした。
今まで何だったんだろう…悲しみの余り、呆然としながら涙がポロポロ出てくる。

もしかしたら、聖書を学び続けたこの10年も、JWである母に認められたいからなのか。母からの愛情を欲しているがゆえなのかな、とか。。

考えるのも辛くなってきてるこの頃。
時々、独り言のように綴るかもしれない。

でも、エホバという聖書に出てくる神をなんか好きになっている自分がいる。

#JW #エホバの証人 #JW2世