【遊戯王】無に帰せ!「rm-rf」【デッキ紹介】
皆さま、どうもこんにちは。
彩葉(いろは)と申します。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
僕は夏バテでドロドロに溶けきっています。
何をやるにも気分が乗らず、鬱々とした気分になりますね。
本記事の筆が進まないのも暑さのせいでしょう。
そうに違いありません。
…前置きを書くのが辛くなってきたので、ここらで早速デッキ紹介に参りたいと思います。
相変わらずの拙い文章ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
今回の主役
夏の暑さを吹き飛ばすような、豪快な効果を持ったコイツだぁー!(←無理矢理なテンション)
数ある《ブラック・マジシャン》融合系列の一体。
その中でも融合素材に《ブラック・マジシャン》と「カオス」儀式モンスターを要求する、少し出しづらいモンスターです。
しかし、出しづらい分効果は強力。
簡単におさらいすると、
と、大味な効果を持っています。
今回は言わずもがな②効果に焦点を当てて、出来れば何度もこの②効果を決めようと考えたデッキになります。
デッキレシピ
《マスター・オブ・カオス》を活かすために
まずは融合召喚しないことには始まりません。
ここは何の捻りもなく《ティマイオスの眼》または《ブラック・マジシャン》+《イリュージョン・オブ・カオス》を素材に融合召喚します。
融合する手段も素直に《融合》に任せても良いのですが、今回は色々と選択肢が取れる《赫の聖女カルテシア》(以下《カルテシア》)に一任しました。
融合の手段はなんとでもなるだろうと浅はかに構え、本題の“②効果をどう活かすか”について考えていきましょう。
おさらいとして②効果は
となっています。
豪快な効果を持っていますが、発動のためには自場の光属性モンスターと闇属性モンスターの2体をリリースしなければいけません。
このリリースコストをどう用意するか。
あれこれ悩んだ結果、《マスター・オブ・カオス》の①効果“融合召喚成功時に墓地の光or闇を蘇生”と併せることでリリースコストの条件達成が狙えないか考えました。
そこで選ばれたのがこちら。
オルターガイストが苦手とする横並びの展開を補助してくれる、画期的なカードです。
自身が光属性なので《マスター・オブ・カオス》の①効果で蘇生可能な点と、このカードの②効果“SS時に墓地から自身と同名以外の「オルターガイスト」を蘇生する”を使って闇属性を用意できれば、《マスター・オブ・カオス》の融合召喚成功時のタイミングで②効果のリリースコストが確保できます。
という事で、オルターガイストを主軸としてデッキを組み上げることにしました。
採用テーマの役割
・《ブラック・マジシャン》関連
《マスター・オブ・カオス》の融合素材としての《ブラック・マジシャン》(以下《ブラマジ》)はもちろん採用。
同じく融合素材としての《イリュージョン・オブ・カオス》と、そこからサーチできる先として《マジシャンズ・ソウルズ》《幻想の見習い魔導師》を採用しました。
《マジシャンズ・ソウルズ》はドロー加速はもちろんのこと、墓地から《ブラマジ》を蘇生することができる札としての役割があります。
《幻想の見習い魔導師》は《ブラマジ》のサーチ、闇・魔法使い族の打点UPとしての役割もありますが、SSしやすいレベル6モンスターとして、後述する《永遠の淑女ベアトリーチェ》をX召喚することにも一役買ってくれます。
また、爆発的なドローソースとして《魂のしもべ》を採用しており、それに付随して《ブラック・マジシャン・ガール》《守護神官マナ》を採用しています。
・「オルターガイスト」関連
先述した《マルウィスプ》はもちろんのこと、《マルウィスプ》と相性が良い《オルターガイスト・メリュシーク》(以下《メリュシーク》)をフル投入しています。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》は基本的に《オルターガイスト・プライムバンシー》からSSして、デッキから《オルターガイスト・シルキタス》をリクルートすることが主な仕事です。墓地にあれば《マルウィスプ》から蘇生して《オルターガイスト・ドラッグウィリオン》(以下《ドラッグウィリオン》)になることができます。
この《ドラッグウィリオン》はリリースされると墓地から自己蘇生できる効果を有しており、先述した《マスター・オブ・カオス》から《マルウィスプ》を蘇生した後の《マルウィスプ》効果で蘇生する先としての筆頭になります。《マルウィスプ》の効果で蘇生されたモンスターは“場にいる限り”効果が発動できないので、リリースされ墓地で発動する《ドラッグウィリオン》の弊害になりません。
この2体を《マスター・オブ・カオス》のリリースコストに充てると《ドラッグウィリオン》が自己蘇生するので、《マスター・オブ・カオス》と合わせて相手に大きな戦闘ダメージを与えられます。
サブアタッカーとして《オルターガイスト・メモリーガント》を採用しており、《マルウィスプ》+《メリュシーク》から《オルターガイスト・プークエリ》を経由することでL召喚します。
《オルターガイスト・フェイルオーバー》は主に墓地効果を使用し、墓地から《マルウィスプ》をサルベージして《マルウィスプ》のSS効果起動を狙うために採用しています。
・その他の採用カード
《カルテシア》は《マスター・オブ・カオス》を融合召喚するための手段のひとつとして採用。
《カルテシア》からの融合先である《赫焉竜グランギニョル》は光or闇レベル6以上モンスターのおろ埋を内蔵しているので、この効果で《守護神官マナ》を墓地へ送れば《魂のしもべ》のドロー加速への準備に繋がりつつ、《守護神官マナ》の墓地効果でレベル7以上の魔法使い族モンスターが効果破壊耐性を得られます。
これにより《赫焉竜グランギニョル》等の高レベル魔法使い族モンスター達が盤面に維持されやすくなり、持久戦に持ち込みやすくなります。
《黒魔女ディアベルスター》はSSしやすい魔法使い族モンスターとして採用されており、SS成功時にデッキから「罪宝」魔法・罠カードを盤面にセットできます。
この「罪宝」魔法カードの中に《死の罪宝-ルシエラ》があり、レベル7以上の魔法使い族モンスター1体に対してモンスター効果を受けない強力な耐性+その魔法使い族モンスターの打点分相手モンスター全ての打点を下げ、0以下になれば破壊する効果を持っています。
これで《黒魔女ディアベルスター》を対象にするのはもちろん、《ブラマジ》なども対象に取れるため単体で引いても仕事をしやすいカードです。
また《“罪宝狩りの悪魔”》によって《死の罪宝-ルシエラ》を繰り返しデッキに戻せるので、使い減りしないのが高評価です。
また、個人的に《黒魔女ディアベルスター》と相性が良いと思っている罠カードとして《闇のデッキ破壊ウイルス》を採用しました。
相手ターン中に《黒魔女ディアベルスター》をコストに発動することで、魔法・罠カードからの展開を抑止できる他、《黒魔女ディアベルスター》自身の効果で自己蘇生しつつデッキから「罪宝」魔法・罠カードをセットできるので、実質ノーコストで魔法・罠カードに対する妨害が可能となります。
同じような理由で《禁じられた一滴》も採用されています。
こちらは《黒魔女ディアベルスター》の他に《メリュシーク》をコストに充てることで、相手を妨害しつつ「オルターガイスト」展開を伸ばすことができます。
《永遠の淑女ベアトリーチェ》は《ブラック・マジシャン・ガール》+《幻想の見習い魔導師》からX召喚することが多いです。手札の状況としては《イリュージョン・オブ・カオス》+《マジシャンズ・ソウルズ》が握れていれば、それぞれの効果でサーチ&サルベージができるので比較的狙いやすいです。
《永遠の淑女ベアトリーチェ》から落とす先は主に《魂のしもべ》《オルターガイスト・フェイルオーバー》であり、たまに《“罪宝狩りの悪魔”》を落とすこともあります。
主な戦い方
比較的シンプルです。
「オルターガイスト」や《黒魔女ディアベルスター》、各種妨害札で相手を低速化させ、《魂のしもべ》でドロー加速して《マスター・オブ・カオス》を融合召喚する準備をします。
《マスター・オブ・カオス》の融合召喚に成功したら、あとはビートダウン。決めきれなくても《オルターガイスト・フェイルオーバー》で再度《マルウィスプ》をSSして盤面に光と闇のモンスターを用意し《マスター・オブ・カオス》で再度全除外して相手LPを削り切ります。
以上。
最後に
今回のデッキ紹介はいかがだったでしょうか。
《ブラマジ》融合の中でもあまり日の目を見ない《マスター・オブ・カオス》を安定して強く使えるデッキに仕上げたので、大変気に入っております。
特に《ブラマジ》デッキとなると《黒の魔導陣》や《永遠の魂》などが採用されがちですが、それらを採用せず《ブラマジ》の色が出せたのは良かったかなぁと思います。
デッキ名は「rm-rf」です。
通称“バルスコマンド”と言われているプログラミング言語で、ディレクトリやファイルを問答無用で消し去る、まさにバルスなコマンドです。
相手モンスターを問答無用で全除外する《マスター・オブ・カオス》の効果からイメージしてこの名前にしました。
おじさん、プログラミングとかよくわからない。
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ではまた次のデッキ紹介記事でお会いしましょう。
ではでは。。。
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