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“とりあえず頭突き、困ったら頭突き、気が向いたら頭突き”編

随分日が開いてしまった笑 

前回の日記を受け、晴れて使うキャラも決まった! ようやく本格的な練習に移れるということで、早速トレーニングモードをプレイ!

本田は所謂タメキャラというカテゴリに属しており、格ゲー未経験者の俺としては、複雑なコマンドを求められなくて必殺技も出しやすそうと思っていたが…

いざ試してみると、百貫落とし※1を出そうとすると急にジャンプしながら膝蹴りを繰り出したり、頭突きをしようとすると張り手を繰り出したりと、狙っていない技が暴発しまくり、とにかく本田が言うことを聞かない…
※1尻でプレスする必殺技

ネットで基本コンボを調べようにも、聞きなれない専門用語の応酬に辟易し、いざ調べたコンボを練習してみても、全く成功しない…

俺は、こういうスタートラインに立つまでの段階が重たいゲームは大嫌いであり当時の俺のメンタルは「今謝れば、ストV始める件なかったことにしてくれるかな…?」という情けなさすぎる感情が支配していた。

それでも四苦八苦しながらガチャガチャし、何とか頭突き・百貫落としという本田を象徴する技は出せるようになった。

そんな中、ダメ元でちょっとネット対戦を始めたところ、意外にもガンガン勝てたのだ。ぶっちゃけ適当に頭突きや百貫落としをしているだけだが、勝手に相手が倒れていくのだ。
死ぬほど楽に勝てる…やはり本田というキャラを選んだ自分の目に狂いは無かった。

ネット対戦も齧ったところで、身内と対戦をしてみたのだが、これが面白い。単純に知り合いと喋りながら対戦するのが楽しいのは勿論だが、同じ相手と何度も戦うことで、お互いが相手の戦い方を学習して少しずつ戦い方を変えていくのだ!(所謂読み合いが回るという状態

他ゲーでも勿論こういった体験はあるが、以下のゲーム性も手伝って格ゲーではより如実に感じられた。
・見てから対応できない要素が多く、読みを混ぜなければならない
・基本的にどんな択にも対応策が存在する(リスクリターンの不均衡はあるが)

そんなゲーム性なので、自分はどう攻めようかな?相手はどう来るのかな?そもそも操作が難しいし、初心者で不慣れだしでもう脳内メモリが一杯になってしまうのだ。
しかし、上記の流れは本田であれば大きく軽減される。自分がどう攻めるかなんて決まっている。まずはとりあえず頭突きをしまくる。そして相手がどう来るのか?ではない。相手が自分の頭突きに対してどうするのかだ。対応できなければその時点で自分の勝ち。全ては頭突きを起点に試合が展開していくのだ。
こんな感じで大幅に思考コストを軽減し、空いた脳内メモリで頭突きが対応されたときの話や、対応されにくい頭突きの打ち方を考えることができる。
考えなくていいキャラだからこそ、考える余裕を与えてくれるのだ。

上手くいっていたときの話は自然と口数が増えてしまうもの。御託が多くなったが、要は想像以上に順調に勝てていたのだ。そして時は流れ、ストVを始めて1ヵ月弱経過したあたりで、現状どれだけ力をつけたか確認するため、俺を格ゲーに誘った先輩と3本先取で勝負をすることになった。

つづく!

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