考え事が止まらない…
今日も訪れていただきありがとうございました。
本日のお話は「不安の正体」
先日こんなご相談をいただきました。
いろいろと考えてしまって眠れない
そのことが今の一番の困りごとです
そう言われました。
そこで質問しました。
「何を考えているんですか？」
いろいろと考えていることは
「来年のノルマのこと」
とのことでした。
今年のノルマを何とかこなして
来年はどうやってノルマをこなすか
ノルマがこなせるのか…
これ、１年先のできるかどうかわからないノルマへの
焦りですね。
今年はクリアしたのに、もう来年のことを考えてしまう
それだけで不安がどんどん広がる
そりゃあ眠れないですよね、
今年も大変な努力をされてノルマを達成されて
万策尽きた…そんな気持ちでいらっしゃるわけですから。
気が付きましたか？
ここまでお話をするとすごく気持ちが楽になるんですよ。
なぜか…
それは、眠れない原因となっている
「考え事」にフォーカスしたから
気づいたから
実は不安の多くは、未来の見えない漠然としたものに対して
感じていることがほとんどです。
私たちの脳は、見えない未来に起こるかもしれないことを
予測して不安を感じさせることで行動を制限させる
そんな働きがあります
それは脳が「生きる」ことをミッションにしているから
危険な行動をカラダがとることを怖がっているんです
行動を止めるために「不安」を起こすわけです。
毎日暮らしていくなかで、原因や対象がはっきししないような不安や心配を抱えている状態が続くと、心や体にさまざまな症状や変化が現れる
眠れない
落ち着かない
食欲が落ちる
ドキドキする
いろんな症状を出して
「不安」を感じさせてくれます
だからその不安は何に対して感じているのか
そこに気づくことで、本当に不安に今思うことなのか
何か対策はできないか
放置したらどうなるのか
自分で何とか出来るものなのか
そう考えることで少しだけ気持ちが楽になることが
あります
もしなんだかわからない不安に襲われたら
「私、不安に思ってない？」
自分にそう問いかけてみてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。