私の眉毛と妹の呼び方
去年の年末、右の眉頭を剃り落としてしまった。整えようとして手が滑った。しょうがないのでしっかりと書いて年を越した。
一昨年の年末に眉尻を派手に剃り落として眉毛が四分の一ない状態で年を越した妹に指を指して笑われた。一昨年、指を指して笑ったのでこれでおあいこということにしておく。
その剃り落とした眉毛がやっと戻ってきた。長かった。おかえり。
全部剃り落としてる人もいるが、こまめに鏡も見れないし、消えていてもすぐに直せる仕事ではないので、眉毛はまだ私の顔にいてもらうことにしている。
ただ、次に剃り落としてしまったらわからない。最近は眉コートもいいのが出てるらしいし、結局書いているのだからあってもなくてもという気もしなくもない。
私と眉毛との惜別の日は近いのかもしれない。妹にそう告げると、左右対称にものがかけないのに、なんで眉毛が均等にかけると思っているの?といわれた。まったくもってその通りだと思う。そのあと、眉のテンプレートがあることやスタンプがあることを妹は教えてくれたが全部剃ることは反対らしい。
話はかわるが、妹は私のことをお姉ちゃんとか姉さんとは呼ばない。名前にちゃん付けだ。なんどかこれからお姉ちゃんって呼ぶからと言われたことがある。
続かなかった。あきらめたらしい。そとで私のことを話すときは「あねちゃん」らしい。
あねちゃんってあめちゃんみたいだな。とすこし思った。ヒョウ柄のおばちゃんがあたまをよぎった。
あねちゃんはいちごみるくがずっと好きだ。あわだまも好きだ。