推奨銘柄 #1
日本金銭機械 証券コード6418
記念すべき初回にご紹介する銘柄は日本金銭機械株式会社。
紙幣識鑑別機、貨幣計数器等の貨幣処理機を製造販売している国内大手企業。
普段、私達が利用している自動販売機や券売機に製品が使用されています。
では、今回なぜこの会社を取り上げるのかというと3年後の2024年に20年に1度の国家的大イベントが控えているからなんです。
【財務省】
新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します
財務省より紙幣と500円硬貨を新しくすることが既に発表されています。
紙幣は2024年上半期、500円硬貨は先行して2021年の11月から発行するそうです。
前回、紙幣の刷新が行われたのは2004年。
それから20年の節目となる2024年に刷新する主な目的は以下となります。
・最新の偽造防止加工を施すことによる偽造紙幣の抑制。
・障害者や訪日外国人にも扱いやすくする為にユニバーサルデザインへの変更。
新紙幣は既にデザインも公表されており、それぞれの紙幣に描かれる肖像は...
10,000円 渋沢栄一
5,000円 津田梅子
1,000円 北里柴三郎
となっています。
新デザインのネットでの評判を調べてみたところ
「数字のフォントがダサい」
「券種でレイアウトが統一されてない」
などのコメントがありました。
フォントをゴシックにしてるのもレイアウトを統一してないのもユニバーサルデザインにするという目的の為の様ですけどね。
個人的には新デザイン好きです。
まぁ、最初は違和感が有っても実際に使い始めれば馴れると思います。
なんだかんだ日本人ってそんなものです(笑)
で、このニュースが日本金銭機械の株価にどの様に影響するのか。
感の良い方なら既に気がつくと思いますが日本国内で流通する紙幣が変わるということはそれに伴い日本中の自動販売機や券売機の入れ換えが必要になります。
新しい自動販売機や券売機に使われる紙幣識鑑別機の大量受注が予想されます。
おそらく数ヵ月では入れ換え作業が終わらないと思うので流通する1~2年前から受注が入ると思われます。
2021年9月現在、日本金銭機械の株価は600円前後で推移しています。今のうちに購入しておけば大量受注で売上大幅増となり、それによる株価上昇が期待できます。
因みに前回、紙幣の刷新があった2004年の株価は3000円近く上昇しました。
今回もそれに近い価格まで上昇するとみています。