配信PCの件でよくあった質問
ツクモさんとAVerMediaさんのタイアップ配信PCの配信中によくあった質問を文字にしてみました。自分でも自覚のある程度に文字によるアウトプットが苦手なので当たり障りなくご理解頂けますと幸いです。それにしても次の機会あったら触りたいマザボがいっぱいで僕は幸せやで
・3990WXじゃないのはなぜ?
現時点で配信+ゲーム+諸々の負荷を考えてもオーバースペックなのと、コア数に特化したエンコード向けのCPUのため方向性が動画編集PCであれば採用するが、今回はエンコードとゲームへの最適化バランスを考慮して3900XTにした
あと使用しているユーザーの多さ=情報量の多さとなり、SNSや配信上でユーザーからエラーが起こった際の情報提供やエラーの再現など、様々な恩恵が受けられると考えた
・メモリが64じゃないのは?
32GBで必要十分だったことと、64GBにもなると、メーカーによってはエンコードミスが発生しやすくなること、コストが跳ね上がることを考慮した。
また、増設が比較的楽なことから、初期投資を抑えるには手っ取り早かったというのもある
・マザボがX570 Steel Legendなのは?Taichiでいいのでは?
両方を試した結果、どちらも5000時間4K60pエンコードで耐久性はこちらの検証で既にクリアしていた。
Steel Legendにした理由だか、部品点数の少なさから故障率が少なく、消費電力の優秀さから相対的に冷却性能が高いことを踏まえた上で選んだ。値段で決めた、というよりはバランスで決めた。USB周りの優秀さが最後のひとおしだった。
もしまた機会があれば、GIGABYTEさんのクリエイターモデルでも試してみたいなと考えている。あれはとても優秀そうだ。
・空冷、しかもハイエンドクーラーじゃないのは?
どう頑張っても他のファンの方が音量が大きかったこと、冷却性がそもそも高いためコスパが高かったこと、チップ周りに熱が出やすい配信PCの場合、それらを冷やせるトップフローが理想だったこと。
また、簡易水冷にしなかった理由はマイクに音が入りやすい独特の音が出るから。どこにPCを置くかをこちらが確定出来ない以上、至近距離にPCが来た場合、確実に音が入る上に音量調整が難易度の高い簡易水冷は候補から外した。本格水冷はメンテナンスの重さとリテラシーのバランスから最初から候補としては考えなかった。
・Radeonどう?
配信PCでコスパを考えるなら間違いなく採用する。5700XTはあまりにも安い。
エンコードも全く問題なく、むしろ今回採用したSAPPHIREの静音性能が優秀なため、是非おすすめしたいと思った。もちろん絶対性能を求める場合は2080Tiになるので、どちらも選べるようにはなっている。
余談だが、気に入りすぎてSAPPHIREの5700XTを個人的に買ってしまった...
・配信設定ちゃんとしないと意味ないのでは?
事実その通りなため、汎用版にはなってしまうが、OBSとXSplitである程度動きものに強い設定を提示しようかと考えている。
とはいっても、結局は個々の環境が大きいため、導入後の配信を見て改善案を出すのが一番効率いいのかな、と思ってはいる。
・アキロゼ氏以外からもオーダー来てないの?
正直、予想よりも自分に割り当てられた作業に時間がかかっており、特注のオーダーはよくて2人同時進行くらいが関の山で、今回は既にその状態にある。アキロゼ氏のPCが落ちついたらこまってそうな方を探してまた配信PCの構成提案してみてもいいかもなとは思っている。
ちなみにオーダー自体は27日時点で10人ほどきている
・構成に政治とかはあったの?
ただのフリーランスのおっさんなおかげで全く政治はなかったが、今回のパーツを選ぶ基準の中には「このPCを買うことが彼ら、彼女らの案件のきっかけになるといいな」といったことは考えた。そのため、ストリーマーに興味のあるメーカーを優先したのはある。とはいっても検証クリアが最優先ではあったが。
・1PCでいいの?
色々試してはみたが、1PCでも突き詰めれば画質は全く問題にはならなかった。FPSなどで144Hz以上の環境下で配信をしたい場合や、負荷を分散したいなど、理由があれば2PCでもいいかなとは思っている。ただ知識が必要になるため今回は1PC前提で。
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