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何事にも挑戦する自分になりたい

「高校までに陸上競技を通して学んだこと」「環太平洋大学で陸上競技をする理由」についてまとめた新入生レポート。兵庫県の赤穂高校から入学の濱本さくらは、高校時代の後悔と大学生活への強い決意を綴っています。

初めての駅伝で区間賞

私は小学校1年生から3年生までバレーボールをしていました。陸上競技を始めたのは4年生の陸上大会からです。4年生・5年生は短距離やハードルをしていました。小学校のマラソン大会は人数が少なかったのでぎりぎり一桁の順位くらいでした。5年生の駅伝大会は、メンバーには入ったけど練習を見て参加をやめました。6年生の駅伝大会にも先生が声をかけて下さり、最後ということで参加しました。その大会でチームが男女ともに2位に入り、私自身も区間賞をとることができました。先生方が「過去最高のチームだった」と話して下さったことがすごくうれしかったです。この経験から長距離・駅伝が好きになりました。

自己管理が大切

中学の部活動は一つ上の先輩がすごく熱心に指導をして下さったり、日誌にコメントを下さったおかげでタイムが伸びたり、県駅伝にも3年間出場することができました。高校では、正直、陸上をするつもりはありませんでした。ですが、顧問の先生に声をかけてもらい、競技を続けることになりました。高校では体重管理、体調管理、そして練習日誌の大切さを教えていただきました。私は自分にすごく甘いので、好きなものを好きな時に好きなだけ食べていました。そんなこともあって、顧問の先生に、糖質制限の大切さや食事がタイムに繋がることを教えてもらいました。体調管理の面では、長距離は日々の生活が大切だと教わりました。私は、中学2年生の時に、貧血と軽い熱中症で倒れました。そのことからは、過度な食事制限や夜更かしなどは、練習に支障が出ることを学びました。自分の体調を管理することから始めないと結果は出ないと教わりました。

練習日誌を自信に

そして、体重管理・体調管理をまとめたのが練習日誌でした。毎日体重を測って日誌に書いたり、食べたもの、練習内容、起床睡眠時間、1日の反省を3年間書き続けました。顧問の先生に提出するのが高校でのルールでした。先生は、練習に出られなくても一人一人の日誌にコメントを書いて下さり、変化にも気づいて下さいました。調子が上がらないときや試合前に日誌を見ることで自信を持てました。自分のことを自分で管理することで記録が出ることを高校では教えていただきました。

お世話になった先生に良い報告を

高校ではネガティブな自分がすごく出てしまったり、試合前に怪我をしてしまったり、陸上選手としての自覚がまったく足りませんでした。自分に負けることが多かったのに、最後まで熱心に指導してくださった顧問の先生に結果で恩返しができないまま高校が終わり、後悔しました。先生からは「もっと伸ばしてあげたかった」という言葉を最後にかけていただきました。私はその言葉を聞いて、大学でも競技を続け、結果を出して先生に報告しようと思い、大学でも競技を続けることを決めました。

本気で自分と向き合いたい

夏休みに入っても進路を決めないまま駅伝しか見てなかった私に、先生は環太平洋大学の話をして下さいました。オープンキャンパスに参加し、部活動の話を聞いていくうちに、自分もここで陸上がしたいと思うようになりました。先輩方が杜の都駅伝に出場することを知り、私も駅伝に出たいと思い、環太平洋大学の陸上部に入ることを決めました。入部する前に新入生情報を見たとき、自分が一番遅いことに自信をなくし、迷いがたくさん出てきました。レベルの高い中で試合に出られずに終わることも考えました。ですが、私は、4年間で今までの自分を超えて、駅伝メンバーに選ばれて走ることが目標です。そのために、自分に不安がなくなるまでしっかりと距離を積み、日々の生活も改め、練習日誌をつけ、本気で自分と向き合いたいと思います。

何事にも挑戦する自分に

この目標を達成することで、なかなか褒めてくださらなかった顧問の先生に褒めてもらいたいです。すぐにマイナスの考え方をしてしまったり、行動する前に結果を決めつけてしまう今までの自分を変え、何事にも挑戦する自分になりたいです。

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環太平洋大学陸上競技部・中長距離ブロック
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