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かわいい魅力を紹介! 市原湖畔美術館「子ども絵画展」

IPUT2年 田所

2025年2月1日から、2025年3月2日までの間、市原湖畔美術館で「子ども絵画展」が行われています。
第12回となる今回は、’’うつくしいってなに?’’をテーマに、市原市内の子どもたちから募集した300点以上の作品が、絵本作家・荒井良二さんの絵とともに展示されます。

東京国際工科専門職大学から、実習授業として準備日4日間+運営のお手伝いに1日参加させていただいたので、その記録を残します。
 
初日(1月28日)は美術館スタッフの方々に挨拶をし、子ども絵画展の概要について教えていただきました。
その後は、子どもたちの作品に名札を付けるための紐や、テープを用意しました。


協力して300本の紐を準備
腰痛に苦しむメンバー

作業が一段落ついたあとは、お昼休憩を頂きました。高滝ダム記念館二階にあるレストランで昼食を取ります。

なつかしさのある店内(004.jpg

ジャンボえびフライ定食は1200円という手頃な価格でおなかいっぱいになりました!

ジャンボえびフライ定食(1200円) 


高滝ダム

美術館に戻り300点以上の作品に名札を付ける作業をして1日目は終了です。 2日目、展示作業の続きを行います。テープで仮止めしてある作品をピンで壁に固定していきます。結構力のいる作業で大変でした。その後、作品展示用の机にやすりがけを行いました。 

壁に作品を固定 


机の角を削る

絵本作家の荒井さんは、すごく速いスピードでたくさんの絵を描いていました。すごく気さくな方で、美術館スタッフのリクエストなどにも応えていました。作家さんが実際に絵を描くところをみるというレアな体験ができました。

展示用の絵を描く荒井さん

3日目、午前中はずっと屋上の掃除をしていました。 


市原湖畔美術館の屋上 
屋上からの景色

午後は、荒井さんのワークショップで使う木材にやすりがけをして、角をなくします。
子どもたちが扱うものなので、とがっている場所や釘などが残っていないか、丁寧に確認しながら進めます。3日目はこれで終了です。帰り際、荒井さんが壁画を描いているのを見ることができました。

筋トレしながら作業を進めるメンバー


壁画を描く荒井さん

 
4日目、準備は最終日です。朝来てみると、昨日荒井さんが描いていた壁画が完成していました。
 


「子ども絵画展」の壁画

まずは先日やすりがけをした机に、星空を模して配置された小物を固定していきます。万が一子どもが触ってしまっても、動かないようにします。

そのあとは、美術館に入ってすぐのところにある大きなオブジェを清掃します。苔が結構生えていて、大変でした。4日目はそれ以外に大きな仕事はなく、これで終了です。いよいよ明日が当日です!

高いところは脚立を使用

「子ども絵画展」開催初日、朝から美術館スタッフの方が忙しなく動いています。私たちもワークショップに使う部屋の準備をしました。 

部屋全面にブルーシートをしく

その後は、ワークショップに参加する子どもたちのサポートを行いました。途中で喧嘩が起きてしまったり、集中力が切れてしまう子もいました。 

荒井さんの話を聞く子どもたち 


集中して取り組む様子

約1時間かけて子どもたちの作品制作は終了し、みんながそれぞれ”うつくしい”と思うものを制作しました!
他の子の作品を見たり、余った材料でお土産をつくったりする子もいました。
最後に記念撮影をし、本日のメインイベント、ワークショップは終了です!
皆さんお疲れ様でした!

5日間を振り返ると、とても貴重な経験がたくさんできたことを実感します。作家さんと直接話すことや、たくさんの子どもたちの作品に触れること、子どもたちと関わることは、大学の授業ではなかなか行えないことでした。

館内にいる「隠れ荒井さん」も探してみてくださいね!


絵本作家・荒井良二さん 公式サイト


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