テレプレゼンスアバターロボットとは?iPresenceが取り扱う全テレロボをご紹介
みなさん、こんにちは。
iPresence合同会社マーケティング担当の藤本です。
これまでiPresenceのnoteによく登場してきた”テレロボ”、”テレプレゼンスアバターロボット”という言葉、初めて目にする言葉だという方も多いかと思います。
今回は"テレプレゼンスアバターロボット"とは一体何なのか、iPresenceで取り扱うテレロボをメインにどういう製品があるのかご紹介します。
-テレプレゼンスアバターロボットとは?-
テレプレゼンスアバターロボット(Telepresence avatar robot)とはテレビ会議+ロボット+遠隔操作技術を組み合わせたロボットです。
遠隔操作とロボット技術を組み合わせることで、自分の今いる場所から遠く離れた所に存在(プレゼンス)させることができます。
テレプレゼンスアバターロボット(以下略、テレロボ)は統合型またはスマートフォンやタブレットなどのディスプレイが頭部分についています。このディスプレイを使用することにより、テレビ会議と遠隔操作による移動が可能です。
テレロボの使用者はスマートフォン、タブレット、PCなどで高品質なビデオ会議を行いながら、相手側にいるロボットを遠隔でコントロールすることで、自分が主体となり、誰とコミュニケーションを取るか、どこへ移動するかを自由に決めることができます。
従来のテレビ会議システムとは異なり、ロボットが自分の分身(アバター)として別の場所を歩き回ったり、会話をしてコミュニケーションがとれることにより、今までにない存在感や臨場感といった"まるでそこにいるかのような感覚"を相手も自分も感じることができる、新しい形のコミュニケーションツールです。
もし異なる場所にテレロボが設置され、いつでも接続できる状態になっていれば、テレロボ間の接続を切り替えながら多数の空間へアクセス(テレポート)し、様々な場所でコミュニケーションを楽しむことも可能となります。
リモートワークや展示会などイベントへの遠隔参加、オフィス内の非対面・非接触対応といった働き方改革の一環として、また教育分野での遠隔授業参加、医療分野における遠隔面会、観光地への遠隔旅行など感染拡大防止策を兼ね備えた新しい試みとしても、幅広く普及し始めています。
なおここ数年でテレロボは急速に進化を遂げ、人工知能(AI)を搭載し、自律的に動作する能力を備えるものも登場しました。
今後ロボットは更に進化し、空間をマッピングして、部屋とロボットのドッキングステーション(保管及び充電場所)との間で、自分自身を駆動しながら障害物を回避することができるようになると予想されています。
-iPresenceで提供しているテレロボ-
実際にテレロボとはどんな姿や形をしているのか、iPresenceが提供している製品を例にご紹介します。
iPresenceが提供しているテレロボは全部で8機種です。
<自走式AI搭載テレプレゼンスアバターロボット>
・temi(テミ)
<自走式テレプレゼンスアバターロボット>
・Double3(ダブルスリー)
・KeiganHATO(ケイガンハト)
・Ohmni(オムニ)
<卓上型テレプレゼンスアバターロボット>
・kubi(クビー)
・動く電話テレピー(Telepii)
・OriHime(オリヒメ)
・Welcome(ウェルカム)
上記のテレロボをiPresenceは提供しています。市場では他にも様々な姿や大きさで、異なる機能を搭載したテレロボが日夜活躍しています。
テレロボを活用することで、よりコミュニケーションを円滑で豊かなものに、新たな試みを行うことで人生の選択肢が増え、日常が少しでも過ごしやすくなるように。
iPresenceではこれらテレロボや遠隔コミュニケーション技術と、多彩なサービスを組み合わせて、遠隔地体験方法の開発や提供を行い、DX(デジタルトランスフォーメーション)と日本文化や地方創生プロジェクトなどに尽力しています。
今回は主にテレプレゼンスアバターロボットとは何か、例えばどんな製品があるのかということをiPresenceが提供する製品群も含めながらご紹介しました。
また各テレロボの詳しい製品情報については改めて投稿しようと思います。
紹介記事の投稿まで待てない方は、ぜひ弊社HP(https://ipresence.jp)をご参照ください。
次回はiPresenceがテレロボの取り扱いを決めたきっかけや理由について、代表のクリスさんへインタビューした記事を投稿します。
お楽しみに!