見出し画像

弁当屋のコロナ対策 記録①

先ずはコロナ以前までの流れを整理します。
起業して約5年、中華の料理人が『カフェ兼惣菜屋』
からスタートし途中本業を『弁当屋』に転換。
改めて別店舗として『定食屋』を道を挟んで真向いに出店
定食屋の運営はスタートアップ中の元小学校教員に委託
弁当の主な販売先は自店での店頭販売、企業の会議用
地元自治会のイベント、学校関係、福祉施設
隣の市
のスーパーへの卸(ロス対策)といった感じ。
結果として周りから見ると少し変わった経歴と業態となり
よく『チャレンジャーだね』と言われますが商売においては
基本的にギャンブルは苦手で、より安全な道を選んでいるつもりです。
常にアイデアのストックを貯めて状況に合わせて試しながら
無駄なリスク
のない道を選んだ結果が今の業態でした。
※もちろん必要なリスクもあります。

今回、さすがに予測していなかった『コロナウイルス感染拡大』
という社会状況。それでもやることは同じ。ひたすら
アイデア・方法・予測を出しまくり日々変わる状況に
一番合うものを使う。ダメならすぐやめる。の繰り返し。
でも、短期間にこれだけ色々行動する機会もないと思うので
自分たちがどんな予測・選択をしたか記録しておくことにしました。

2月末 学校休校

コロナの影響で小中学校休校の話が出ました。
いっぽは店頭販売も行っていますが主な収入源は
地元自治会や企業からの30~100食の大量注文。
嫌な予感・・・
すぐに元小学校教員スタッフのネットワークを借りて情報収集。

休校決定から休校後までの学校職員の動きを逐一リサーチ
対策をたてました。結論としては自粛モードが強まり
イベント関係の受注が減る可能性大。学校は休校になっても
先生は仕事山積み。給食はストップという事で、

『学校関係に的を絞り販促を行う』
対策1

学校はFAX主流の現場であるとの情報をもとに
メニュー表とFAX注文用紙をセットにし直接渡しに行く。
対策2
顔の効く元教員スタッフのネットワークをフル活用して
彼女専用の『紹介特典』
をつくりデザートを人数分サービス。

結果として予想通り会社、自治会のキャンセルが相次いだものの
代わりに学校からの予約が入り売上的には90%程度を確保。
危なかった・・・でも安心は出来ません。

店頭販売のメインターゲットは30代~40代主婦。
こちらに向けても対策を考えました。
急に子供の学校が休みになれば弁当の需要は上がるはず。
内容の充実よりもスピード重視ですぐにSNSで告知


結果として、反応は緩やかでしたがこの行動が

次に打った一手の効果を爆発させるきっかけとなりました。

記録②につづく

ココナラで電話相談サービスを開始しました!

https://coconala.com/services/1235782

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?