西松屋チェーン(7545)

時価総額1777億円、PER16.3倍、PBR1.75倍、利回り1.14%


2025年2月期第1四半期決算(6月14日)

経営成績に関する説明

取り組み

全国47都道府県において、標準化された店舗網の拡充を目指し、16店舗を新規出店。一方で、5店舗を閉鎖し、第1四半期末の店舗数は1,120店舗となった。

商品別売上高動向

  • 衣料部門:4月以降の気温上昇により、春物・夏物衣料の売上が好調に推移した。特に小学校高学年向けの衣料が大きく売上を伸ばした。

  • 雑貨部門:紙おむつ、粉ミルク、レイン用品、玩具、哺乳瓶などの育児用品が好調。

売上総利益・費用

売上高の増加に伴い、売上総利益は177億8,700万円(前年同期比6.3%増)。積極的な店舗展開や新紙幣発行への対応により、販売費および一般管理費は128億3,600万円(同6.1%増)となった。

業績

  • 売上高:497億4,600万円(前年同期比6.3%増)

  • 営業利益:49億5,000万円(同6.7%増)

  • 経常利益:51億2,100万円(同7.3%増)

  • 四半期純利益:34億5,000万円(同7.4%増)

6. 店舗数の地域別状況

  • 北海道地区:50店舗

  • 東北地区:94店舗

  • 関東地区:311店舗

  • 中部地区:188店舗

  • 近畿地区:208店舗

  • 中国地区:78店舗

  • 四国地区:42店舗

  • 九州・沖縄地区:149店舗

7. 事業内容

当社は、ベビー・子供の生活関連用品の販売を行う単一セグメント事業であるため、セグメント別業績は省略。


好調な小学校高学年むけ衣料品

エルフィンドール。
「ちょうどいいふく」をちょうどいい時にちょうどいい値段でご提供します。
小学校高学年向けに幅広い商品をお手頃価格で提供。


その他、都心など人口集中地域への出店・店舗の大型化、オンライン販売と海外販売の拡大、店舗運営の合理化・標準化に努めている。

総括


店舗作業の簡素化やPBによる高い収益力を持つ。IT化推進でさらに現場負担の軽減に努める。
配当性向は例年20%程度で安定配当に努めるとともに継続的な自己株取得を実施。16年連続増収。過去5年のROEは10%程度。例年1Qと3Qは売上営業損益率が高い傾向。

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