泉州電業(9824)
時価総額922億円、PER11.8倍、PBR1.55倍、利回り2.75%
2024年10月期第三四半期
電線業界の状況
電線の主材料である銅の価格が、前年同期比で15.4%上昇した。具体的には、1トン当たりの平均価格が前年同期の1,223千円から1,411千円となり、最高値は2024年5月に1,750千円、最低値は2023年12月に1,230千円を記録した。
建設業や電販向けの出荷量は前年同期比で増加傾向。
取組み
提案型営業の推進や配送体制の強化、新規得意先の開拓、既存得意先の深耕、新商品の拡販といった積極的な営業活動を展開。
経営成績
売上高: 99,151百万円(前年同期比6.8%増)
営業利益: 7,505百万円(前年同期比18.3%増)
経常利益: 7,829百万円(前年同期比17.9%増)
四半期純利益: 5,384百万円(前年同期比20.7%増)
これらの結果から、自動車向けや建設・電販向けの売上増加が業績を牽引し、前年同期比で増収増益。
総括
銅価格が上昇したことにともなって業績も改善。会社予想進捗率は78.3%。建設向けも引き続き好調。上振れ等もなくこのまま会社予想通りの業績になりそう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?