サイジニア(6031)

時価総額138億円、PER184倍、PBR9.99倍、利回り1.31%


2024年6月期決算(8月14日)

経営成績に関する説明

デジタルマーケティング市場において国内No.1を目指しており、2023年7月1日付けでリターゲティング広告事業を売却し、CX(顧客体験)改善サービス「ZETA CXシリーズ」に注力してきました。

1. 売上高と利益の状況

売上高は1,739,748千円(前年同期比28.6%減)。この売上高の減少は、リターゲティング広告事業の売却に伴うもの。一方、利益面では、ZETA CXシリーズのシナジー効果やクロスセル・アップセルの成功により、営業利益は498,583千円(前年同期比30.9%増)、経常利益は484,924千円(前年同期比28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は312,357千円(前年同期比19.9%増)となり、利益率が改善した。

2. 事業構造の転換

リターゲティング広告事業の売却を受け、事業構造の転換を順調に進めており、ZETA CXシリーズを中心に成長を続けている。国内のEC市場の成長が追い風となり、ZETA CXシリーズの収益向上に寄与した。

3. 次期の見通し

次期に向けて、さらなる成長を目指し、事業構造改革を進める。2024年10月1日に予定されているデクワス株式会社とZETA株式会社との合併、商号変更(ZETA株式会社)、および決算期の変更(12月決算)など、組織体制の強化を図る。

これに伴い、第20期は短縮決算(2024年7月1日~2024年12月31日)となり、売上高800百万円、営業利益45百万円、経常利益45百万円、親会社株主に帰属する当期純利益30百万円を見込んでいる。

4. 中期経営計画

2025年12月期以降の中期経営計画については、2024年8月14日に公表した通期決算説明資料に記載されており、将来的な成長戦略が示されています。






ZETAについて

ECサイトに来訪したユーザーの購買体験を改善し購買を促すことでECサイトの売上を伸ばす「CX改善サービス」が主軸。顧客としてユナイテッドアローズ(7606)、アーバンリサーチ、コーナン商事(7516)など。

ZETA CXシリーズの6つのラインナップ


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6つのラインナップによるシナジーが強み


総括

AI関連として注目されている銘柄。ZETA売上高は第4四半期に偏重。配当性向30%。決算期を12月に変更。2027年12月期に営業利益17億円目指す(17は山崎社長にとってのラッキーナンバーなそう、、、)。営業利益りつをKPIとし46%を2027年までに目指す。

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