リクルートホールディングス(6098)

時価総額15兆3567億円、PER38.8倍、PBR6.51倍、利回り0.26%


2025年3月期第1四半期(8月8日)

第1四半期のHRテクノロジー事業では、米国の労働市場が依然としてタイトな状況であるものの、求人広告の減少傾向が続いた。Indeedの求人広告数は前年同期比で減少し、米ドルベースのセグメント売上収益は前年同期比で2.5%減少し、18億2,900万ドルとなったが、前年第4四半期比では7.2%の増加を見せた。

日本では、Indeed PLUSによる収益増加があり、米ドルベースの売上収益は29.3%増加した。また、米国ではマイナス5.0%、その他の地域ではマイナス3.5%という結果になった。

一方、マッチング&ソリューション事業は安定した環境が続き、人材紹介サービスは好調に推移したが、求⼈広告サービスは減少した。販促領域では、日本国内での需要回復により増収となり、特に旅行分野やSaaS事業で成長が顕著だった。

また、人材派遣事業では、日本国内の需要増加が見られ、売上収益は前年同期比で7.6%増加したが、欧米豪では需要が鈍化した。

全体として、第1四半期の連結売上収益は6.0%増加し、連結調整後EBITDAは7.9%増加、最終的に四半期利益は8.5%増加しました。





HRテクノロジー事業


HRテクノロジー事業


マッチング&ソリューション事業
人材派遣事業

総括

25年7月までに6000億円上限に自社株買い。ROE17%。米国では求人数がピーク過ぎ、失業率が増加。会社の想定通り。フランス、ドイツ、オーストラリアにおいてもコロナ禍前より求人数が高い水準。国内においては労働力不足の深刻化。販促事業においては美容、旅行、飲食、住宅の全ての分野で増収。

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