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「あの日、小林書店で。」

もう何度目だろう…
前回は5月末の閉店のときだから4ヶ月ぶり。福岡から尼崎、決して近くはないのにこの1年半で機会見つけては足を運んだ場所。私が到着した時にはすでに店内にたくさんの方がおみえになっていた。「お久しぶりです」の方も何人かみえる。初めてお会いする方もたくさんみえるが、なんだか同窓会にきたような懐かしさを感じさせる温かい空気に包まれていた。

まずは由美子さんのお元気そうな笑顔を拝見してほっとした。お店に入るといつも由美子さんのはじめのひとことは「来てくれてありがとう」。入ってすぐにそんな風に声をかけられる本屋さん、私はまだ知らない。

「第1回ゆみこの部屋」が始まった。ゲストは10月3日にPHP文庫より「あの日、小林書店で。」を出版された川上徹也さん。「ゆみこの部屋」はゲストよりホストがしゃべるらしい(笑)由美子節は健在でまたまたほっとした。

今回発売された本は由美子さんの「まちの本屋」さんを応援したい思いもあって、「みなさんそれぞれが本屋さんに予約し購入して、当日持ってきてくださいね」とのことだった。そして参加者一人一人がこの本を購入するまでのストーリーを1分程度で話すという時間が設けられた。この時間も1冊の本を通して、参加者の方同士だけではなく、また小林書店以外の「まちの本屋」さんとも繋がった感覚になるとてもアットホームな時間だった。

「あの日、小林書店で。」

実は、加筆されたところには、去年、私と友人で主催した上映会についても書いていただいている。そのことを川上さんから連絡いただいたときは大変驚いたとともに感謝の気持ちで涙が溢れた。

まさに「あの日、小林書店で。」この映画を何としてでも観たいという思いから、ほぼ勢いだけでやると決めて取った行動で、すでにたくさんの方とのご縁をいただいているのに、私たちの開催したときの想いまでをも、由美子さんがおっしゃる「ボーナスステージ」の一部として書き綴っていただいたことは身に余る思いだ。

今まで何の会も主催したことのない私たちだったけど、そんな私たちでもできると思えたのは、由美子さんに背中を見せていただいていたから。そして小林書店を訪れるたびに、たくさんの方の挑戦のお話を聞かせていただいていたから。

思いを行動に移す

そこから得られたものは想像をはるかに超えたものだった。

そして私もまだまだ挑戦し続ける!

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