子どもは偉大
先日の喜多川泰先生の講演会での冒頭での「子どもは偉大」というお話…
親は子供の気持ち、考えていることが
分からないが
子どもは親の気持ち、考えていること
全部分かっている
自分が子どもの頃を思い出しても確かにそう!!
今日のお父さん、お母さんは疲れてそうだなぁ…今日は楽しそう、嬉しそうだな…言葉ではあんなこと言ってるけど、本当はこう思ってるんだろうな…などなど言葉はもちろん、表情一つからも色々と感じ取っていた。
でもそれが親になってみると、子どもが何考えてるか分からない!となってしまう。子どもの時にできていたことができなくなっている。
でも今なお、自分の親の気持ちは分かる。
なぜだろう?
親になったことによって、子育てをしなければならない、子どもをちゃんと育てなければならない、という目には見えないプレッシャーを感じているせいではないだろうか。これを授けなければならない、あれを授けなければならない、もうたくさんの「ねばならない」で子育てが苦しくなっている。
あれも!!これも!!で忙しく、子育てを楽しんでいる余裕なんてないという現実。そんな日々を過ごし、気づいた時には子どもは独立し、親元を離れていく。その時を経てから、あんなに言わなくてもよかったんじゃないだろうか、実はバタバタしながらも一緒にいられたあの時間は幸せだったんだと気づかされる。
わが家も大学受験生の娘がおり、志望校に合格したら、親元を離れていく。就職で戻ってくることもないだろうと思っている。となると、もう一緒に暮らすことができるのはあと数か月。
私自身、「ねばならない」の子育てから離れてから本当に子どもと一緒にいることが楽しくなった。何をしてあげるかではなく、どんな姿、背中を見せていくかということを意識するようになってから。
教えなくても大丈夫!!
育てようとしなくても大丈夫!!
子どもは全て見ているから!!
エッ!
今、この私の姿から
子どもは何を学んでる?
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