「勉強しなさい」を撲滅したい
「勉強しなさい!」
「今、やろうと思ってたのに、そう言われたからやる気なくなった」
まあまあよく聞く親子の会話ではないだろうか?
もれなく私も何年か前までは言っていた類…
でも、これって不思議じゃないです?
だってほぼ100%効果ないじゃないですか!!
そうとわかっているのにこの世からなくならない!!
不思議だ(笑)
言ったことによって、やる気満々で勉強始めたお子さんお持ちの方みえます?私、いまだかつて出会ったことない。
親としてだけではなく、私自身が子どもだった時だって、言われて「よし!勉強するぞ!」とやる気がみなぎってきたことなんて一度たりともない。
しかも「勉強しなさい」と言った後、百歩譲って親だけでもすっきりするならまだしも、それでも勉強しない姿、反抗してくる態度に言う前より苛立ち募る!
つまり誰にとってもメリットは何一つなく、しかも状況は改善するどころか悪化するほうが多い。
にも関わらず、懲りることなく、親は言う…
その気持ちも私も親だからよくわかる。子どもの将来のことを思うからこそひと言言ってしまうことも間違いない。
にもかからわらず、その気持ちの欠片すら通じず、親子関係をもこじらせてしまう現実…
こんな残念なことなくないです?
親としても子どもが主体的に勉強してたらこんなこと言わなくていいわけで…でもしないから言ってしまう。主体的に行動できるようにする方法がわからないから、とりあえず「勉強しなさい」と発してしまう。ということは、「勉強しなさい」という手段以外で子どもたちが主体的に行動するようになる関わりができれば、言わなくて済む。つまり、誰もストレスを感じることなく親子関係も良好になるだろう。
もちろん主体的に行動できる子に育つ子育て本もたくさん出ているし、オンライン上にも情報はたくさんある。ただ現在の学校教育が課題や試験などで忙しく、子どもたちが自分の将来についてじっくりと考える時間が与えられていないという現実も大きく影響しているだろう。そのペースに乗らないといけない、その競争の中で勝ち抜いていかないと将来が心配という親の心配を煽るようなシステム自体にも問題はあると思っている。
ただ今の私にこの教育システムを変えることはできない。でもこのシステムの中であっても、親をはじめ、周りの大人の子どもたちに対するかかわり方を変えることによって子どもたちは主体的に夢に向かって行動し始める。
私はそれを我が子とのかかわり方から学んだ。そして今は親子でそれぞれ夢に向かって挑戦している。そんな毎日が楽しく、幸せだ。
子どもたちの将来を思うからこそ一生懸命子育てしているのに、なんかうまく回らず親の思いが伝わらない、子どもたちが自分の将来について何を考えているのかわからない…と悩んでいる親御さんの力になりたい。
もちろん私の経験だけをお伝えすることはできるけど、それだけではたまたまうちの子だけかも?と説得力に欠ける。
現在、大学で心理学を学んでいるが、こういった分野に興味を持ち、この秋には大学院受験に挑戦して、大学院でさらに深掘りしていきたい。
そんなことしているうちに私の子育ては終わりそうだけど…(笑)
いいのいいの、それでも。私、子どもたちが夢に向かって生き生きと挑戦する姿を見るのが大好物だから。そんな子どもが一人でも増えたら幸せ。
そのためにも私自身も挑戦し続ける!!
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