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25年前の部下の子どもの名前なんて覚えてる?

先日、娘がとあることで新聞に掲載された。小さくね。
我が子のことでも見落としており、私も友人から聞いて知ったくらいで…。そんな隅々まで新聞読んでる友人に尊敬と感謝!!

そして一昨日、主人が帰宅し、ポストに入っているものを取ってきてくれた。その中に1通の葉書があった。暑中見舞いだった。

差出人を見てビックリ!!
なんと私が1回目の大学を卒業してすぐに就職した大学病院で教育担当をして下さった先生からだった。もうかれこれ25年前…
年賀状は出し続けていたが、退職後1度もお会いすることはなかった。

その先生がなんと新聞で娘の記事を見つけて、お祝いのメッセージを下さったのだった。もう感動。

だって、新聞記事はもちろん娘の名前だけで、私の名前なんて載っていないわけで…(当たり前)。年賀状は家族の名前全員書いて、それぞれの近況もひと言ずつ書いてるけど、それでもそんな1年ほどで退職した部下の子どもの名前なんて覚えてないですよね。それを覚えていて下さった。

現在も先生は愛知県にお住まいで何新聞に掲載されたのか、どんな記事だったのかは分かりかねますが、それでもその記事を見て気付いて下さったこと、そしてわざわざ筆を執ってお手紙下さったことに感謝しかない。

この大学病院に就職できたのも私にとって奇跡のようなものだった。

それについてはこちらの記事

ただ、当時のテニスだって、もちろん就職のためにしていたわけではない。
年賀状だってもう最近はやめる人も多いけど、私は毎年迷うものの年賀状をやめたらそれ以外の連絡手段が何もない方もたくさんいる。特に学生時代の恩師とか、就職先でお世話になった方とか…。当時はLINEもなかったし、そんな気軽に携帯番号を交換する関係でもなかったりで、唯一分かるのは住所のみという方も少なくない。

となると、年賀状をやめてしまったらそこで縁は切れてしまうということ。
私の人生に関わって下さった方に年に1回だけだけど近況報告することでどこかつながっている感覚、それが嬉しくて年賀状をやめ切れなかった。

年賀状で「今年こそ会いたいですね」なんて何年も書き続けている人がいたり、ぶっちゃけもう会うことはないかもしれないななんて思う人もいる。でもやめられない。やめようか迷ってるうちはやめないと今年決めたところだった。

会えないと思っていても、今回のように何で会えるようになるか分からない。私は今回、このお手紙を下さった先生に会いに行くと決めた。25年ぶりの再会、楽しみでしかない。

こんなきっかけを作ってくれた娘にも感謝!

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