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ボタニカルな自家製リキュール
こんにちは。軽井沢追分宿にあるパン屋、一歩ベーカリーのnoteです。訪問くださりありがとうございます!私たちは自分たちの畑でライ麦を育てながら、自家製酵母を使ったライ麦パン・小麦パンを焼いています。
このnoteは、一歩スタッフ歴1年、40代で3人の子育て真っ最中のshokoが発信しています。
先日、御代田の図書館でこんな本↓を借りました。
第1章 季節の果実でジャム・コンポート
第2章 うま味大革命 基本調味料に季節の野菜と果実をプラス!
第3章 作っておきたいジュース&果実酒
第4章 お助け常備菜
第5章 信州の風土食
これ、かなり充実の内容です。。。旬の食材や保存食に興味がある私ですが、第5章に出てくる信州伝統の凍み大根、凍りもち、凍み豆腐、天然寒天、干し柿、干し野菜…などは特に読んでいて面白かったです。作っている人たちの表情や、作っている土地の風景も多くの写真で紹介されています。
私、お酒好きなので、、、
普段から季節の食材をお酒にいろいろ漬け込んでは、夜のお楽しみで味わっています(*^^*)例えばオススメなのが
泡盛+いちご
泡盛+みかん
泡盛+ゴーヤ
黒糖焼酎+あんず
ウイスキー+干し柿
あと作っているのは、米酢やりんご酢に熟したフルーツを片っぱしから漬け込んでいくお酢ドリンク!これをジンや白ワインで割ったり、炭酸加えたりして飲むと最高です♫
クラフトジンブームですが
そんなお酒好きな私は、第2章に載っていた果実酒薬用酒のページがとっても気になりました。
滋養強壮、老化防止、疲労回復、食欲増進、新陳代謝…薬用酒には様々な効果があるといわれています。が、そんな効果を期待するというよりも…私はコレ、ただただ飲んでみたい!!(笑)。黒豆とか枇杷の葉のリキュールって、どんな味なのかな。
最近なんだかクラフトジンブームじゃないですか。私もジン好きです。薬草感のある味わい。でも、買うと結構高いし「この味は作れそう」って気もして、作り方調べたこともあります。ジンは “ジュニパーベリー” というスパイスの香りが必須ですが、自家製の場合、あとは好きなスパイスやハーブをウォッカなどアルコール度数の高い蒸留酒に漬け込めば完成。
なので、このページを見た時に思ったのは「これってクラフトジンぽいなぁ」「日本でも昔から、その地域で手に入る季節の野草をお酒に漬けて楽しむ文化が、普通にあったんだなぁ」ということです。今だとボタニカル、なんてお洒落っぽい言葉で “映える”自家製リキュールとして紹介できちゃいますけどね。
というわけで、早速!
ウォッカを買ってきて、作りましたよー♫ひとつ目は、一番気になった “タンポポの花” 。ちょうど今、庭先にたくさん咲いていたので!
そして、もうひとつは家にたくさんあって使い道に困っていた “赤唐辛子” です。種を入れると辛くなると書いてあったので、試してみよう。でも辛いだけだとちょっと飲みづらそうなので、、、冷蔵庫にあった貴重な国産ノンワックスレモンのスライスも少し追加。
どんな味になるのか、すごく楽しみです。たぶん、またどんどん別の野草も漬け込みたくなる予感(笑)。追加で瓶、買ってこなきゃ(^_^;)