ゲン担ぎ

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皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。

いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。


さて今日はね、
『ゲン担ぎ』について
書いていきます。




『ゲン担ぎ』って分かりますかね

ある物事に対して
良い結果になるよう
縁起とかを気にして

一見関係ないような行動を
取ったりする事なんですけども


僕はね、この『ゲン担ぎ』が
結構好きで

やってしまうというか

割と気にするタイプの人間なんですよ

何か勝負の日の前日とかは
カツ丼食べたりしますしね。

分かりやすくゲンを担ぎたいタイプなんですよ。

つい１ヶ月ほど前ですかね

僕いま
キイロイゾウサンというコンビの
SIZUKUとクロギと
３人でルームシェアしてるんですけども


SIZUKUとね、
ゲン担ぎの話になったんですね。


キイロイゾウサンはちょうどその頃
M-1 ２回戦の直前でして

まあ色んな事を意識する時期ですよね


SIZUKUの髪が伸びてたんで

僕ふとね

「お前髪切らんの？」

って聞いたんですよ

大事な舞台の前に
切った方がいいやろうと
思いまして

そしたら

「本番までは切らんとこうと思ってます」

って返ってきまして



なんで？
って聞いたら


ある有名スポーツ選手の方が
勝利が続いてる間
ずっと同じパンツをはいてた
という逸話みたいなのがあると


それにあやかりたいと

そういうふうに彼は言ってきまして


あ、こいつは僕以上にそういうの
気にするタイプなんやなと

僕も結構気にする方やけど
それ以上に考えるタイプなんやと
気づきまして


で、この気持ち
わからなくもないんですよ



こういうのどうでもええ人からしたら
そこまでするー？
だと思うんですけど

気にしてまうんですよ


でもね、
人に見られるもんですから

絶対髪の毛は切った方が
いいわけじゃないですか


これは改めてね
年上として言ってあげた方がいいだろうと

「スポーツ選手のパンツは
見えへんけど
お前らはお客さんに見られるわけやから
切った方がいいんちゃう？」


って訴えかけましたら


「いやこれ他にも理由あって
『髪を切る』という行為は
『神を切る』
つまり、笑いの神から見放される
という意味を含んでるんで
ダメなんですよ」

って更に言い返されたんですね。



あぁ〜、こいつ重症やな
と正直ここで思いまして



もうね、
自分のオリジナルの願掛けを作り出して

それにがんじがらめになって
身動き取れなくなってるんですよ。


でもね、
ここでもまだ僕は
どっちかって言うと気持ちわかるんですよ


やり過ぎたらキリないんですけど
これを抑え込むには
もう同じ手段で対抗するしか
ないんですよ。


目には目を歯に歯を
なんですね。


「でもさ、『髪の毛を整える』ことは
『神を整える』ことになるんちゃうの？」



「あぁ〜、確かに」


え、いけそう？


まさかの好反応

畳み掛けてみることにしました。

「あとな、『髪を切る』
ってのは『噛みをきる』に変換できるから
『噛みを断ち切る』
つまり本番で噛まずに済むんちゃう？」


「ホンマっすね！」


「いやこんなん言い出したらキリ無いから
もう切ってもうたらええやん」


「う〜ん」



いやこれね、
何をゴチャゴチャ言うてるねん
って話ですけど

ゲン担ぎする人間にとっては
気にし過ぎても
気にし過ぎ足りないというかね


出来る限り気にしたいものなんですよ。




で、これだけ気にしてた
SIZUKUは

結局本番前に髪の毛切ってました



どないやねん

ではまた明日