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作曲の自動化とOK出す人

動画やページに曲を付ける場合、自動作製された音楽を利用すれば著作権を心配する必要がありません。

「今後AIが作曲を行う機会は増加していくことが予想されますがAI・人工知能が作った音楽の著作権はどのようになるのでしょうか。結論からいえば、完全にAIで作曲された楽曲に関しては著作権がありません。AIが作曲した楽曲に著作権を認めてしまった場合、人の芸術活動を破壊してしまう可能性が高いからです。」

「あくまでも「AIのみで作った楽曲」であり、「AIを道具として利用しながら人間が作った楽曲」に関しては人間に著作権が認められます。」

過去記事では絵のAI自動生成ツールを紹介しました。

人よりも作業効率

人が行う作曲や絵やデザインなどを否定してるわけではありません。
ただ、効率的に進める場合は上記のようなソフトを利用して進めるのも、普通になってくる、という認識です。

例えば、公共の事業であったりイベントであったり
「人が作ったものなのか、AIが作ったものなのかを誰も気にしない」
場合も多いです。

【今だに実施されている(であろう)流れの例】
人の選定や紹介(忖度や関係性など重視、オーディションなど) ⇒ 人に依頼 ⇒ 打ち合わせ ⇒ 作業 ⇒ 納品・チェック ⇒ 採用検討 ⇒ 訂正・変更 ⇒ 修正・納品 ⇒ 決定・公開日検討 ⇒ 公開

(今まではスタート時点から決められていました、忖度大会です。オーディションは開催するけど形式上であって1位はスポンサーの○○○関係になる。一人だけでは○○○さんの顔が立たないから特別枠で2~3位にもお願いする。など、ありそうですよね・・・)
前回の記事でも後半で各業界と広告や出版業界のつながりを見てみました。

今後は、その大部分がPC1つで修正しながら数分で完了してしまいます。クラウドソフトなので「動きが悪い」とか「バージョンが古い」などということがないため、PCの処理能力しだいです。
そして作業は簡単になってきます。誰かに忖度したり、誰かの顔を立てる必要がありません。

決定は

作業効率が上がり簡単に進むと、候補も多くなり決めきれない、ということも想定されます。音楽や絵やデザインなどは
●「何が良い」という部分が曖昧、人それぞれ
●「感覚」に頼る、人それぞれ
この部分が多いため、なかなか決めれず進まないのも理解できます。

では、誰が決めるのか

この先、決定権のある人とは(ここからは考察)

おそらく、AIによる作業効率と完成度などを理解し、決定する段階になると「検討してもキリがない」
と考えています。
●単語の入力で「いくつでも、無限に生成されるもの」
●単語の修正で「いくつでも、無限に変更できるもの」
もう、このループは
判断というより妥協に近いのかもしれませんが
●これでいいのではないか?
●感覚や雰囲気が良さそう
というのが決め手になると考えています。

「雰囲気とか感覚」の部分で決定していかなければならない立場
とはどんな人なのか?という考察になっていきます。

AI生成を受け入れ、仲間と話しながら決めていける人柄

こんな想定をしています。そうでなければ先に進まないからです。
例えば、これまでは
■音楽はこの人(過去の経歴は○○で○○さんと繋がりがある人)
■デザインはこの人(過去の経歴は○○で○○企業と繋がりがある人)
こういう構造だったので、決定権は限られていました。
過去の経歴や関係性を棄損しない配慮があり、その範囲内で着地すれば良かったわけです。(縦型)

これからの時代は逆で、関係性や人間性など無視してよいので、決定までのプロセスも無限に広がります。その中で着地点を見出していける存在にならなければ、永遠に先に進みません。

感覚を大切にし、それを周囲と共有できる存在(横型)

縦型から横型へ

横のつながりや意見交換などを柔軟にできる存在が、決定権のある人になれそうです。
逆に言えば、誰でもできます。
AIが(無限に)作り出したものに、決定権の重みがなくなります。
「みんなが良ければ、それで良い」
誰かが、決めていかなければ進まないですが、みんなで決めていくので、そのまとめ役というだけで、重要なのは「人柄」に集約されそうです。

各分野で必要な人柄は変わってくると思いますが、話を聞き、意見を集め、着地点を探りながら進めていける、信頼のある人が自然とリーダーになってくると思います。
AIを使いながら、この着地点を探る作業は、過酷さや体育会系のようなパワフルイメージではなく、ソフトで広がりのあるイメージです。

「女性的」という表現が合っているのかもしれません。

実際、作業のほとんどが自動化や機械化になっていくので、残るはそこしかないという感じです。
縦型から横型へ、男性的から女性的へ
今はこの変革期だと感じています。

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