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アメリカ式が浸透
2016年頃からスーパーを中心に目にするようになった「ブラックフライデー」ですが、アマゾンでの買い物が広まったのと同じ時期にも思えます。
ネットで買い物=アメリカ発=アメリカの習慣が影響
言葉の意味
「ブラックフライデー」は、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指す。1960年代からアメリカでいわれるようになり、1970年代には全米中に広まったといわれている。なお「ブラック」は、買い物客が殺到して混雑する様子や、売り上げが伸びて黒字になるイメージから。アメリカではブラックフライデーを皮切りに、本格的なクリスマス商戦が始まっていく。
最近では、日本でもブラックフライデーをきっかけとしたセールを行う店舗やオンラインショップが増えており、お得にお買い物ができる絶好のチャンスだ!」
アメリカ合衆国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日は正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。また、年末商戦の幕開けを告げるイベントでもある。
日本でも11月は年末商戦を控えて売り上げが伸び悩むため、消費喚起を狙って、ブラックフライデーのセールが開催されるようになった。2014年に外資系企業の日本トイザらスが初めてブラックフライデーのセールを開催した[5]。その後、2016年に流通大手のイオンが国内資本企業としては初の本格的なブラックフライデーを開始し、アマゾンジャパンも2019年からブラックフライデーによるタイムセールを行った。
ハロウィンも
8月のお盆休みが終わるとハロウィン一色になり、ここでもアメリカ式が浸透しています。
2016年の記事には「黒船」として紹介されています。
「輸入イベントであるハロウィンが定着した今、実は新しいイベント「ブラックフライデー」が2016年に上陸する。新たな黒船であるブラックフライデーとはどんなイベントなのか? イベント開催前に徹底予習したい。」
懐かしい「プレミアムフライデー」
こちらも上のリンク記事から引用させてもらうと
「毎月末の金曜日限定で行うセール「プレミアムフライデー」が、2017年2月からスタート。企業は従業員に定時前の退社を促し、買い物や外食、趣味の時間に充てることを推奨する。政府は消費拡大を見込んで今回の施策に踏み切ったようだ。
イベントを立案したのは経団連で「日本版ブラックフライデー」を行うことが検討されていた。大々的な消費イベントにしなかったのには、セール後に売上が落ち込むのでは……という懸念があったからだ。
消費者には月末に“プチ贅沢”を味わってもらうことが狙いのセール。そのため全国的に給料日の人が多い「25日」の直後にあたる月末の金曜日に「プレミアムフライデー」を設定している。高額商品に手を伸ばしてもらい、なんとかデフレ脱却をしたい……という政府の思惑がイベントの背景にある。」
まだ継続中
最新情報のページは2020年10月30日で更新が止まっていて、コロナによる影響があると思います。「集まる」ことに懸念があるため、政府主導のこの事業において更新ができない状況だと推測します。
https://premium-friday.com/wp-content/uploads/2020/10/19cb6bb3bda5cc65d231c4e47e9426ff.pdf
キャンペーンページはリンクが更新されており、民間主導のイベントを掲載しています。
関連トピックページは2022年12月が最終更新なので1年ほど更新されていません。
事務局は博報堂
推進協議会は博報堂が受託しています。
https://premium-friday.com/wp-content/uploads/2018/03/conference20170329.pdf
博報堂は
瀬木博尚(せき ひろなお)さんが創業されています。
博文館
博報堂は博文館と関係が深いようです。
「大橋佐平・大橋新太郎親子の経営する「博文館」の雑誌出版物の広告を一手に扱う。」
博文館の飛躍は息子の大橋慎太郎氏
「明治・大正時代の出版界の王者となり、印刷から販売まで手がける出版コンツェルンを構築した。また。衆議院議員・貴族院議員にも選ばれたほか、日本工業倶楽部会長を務めた。」
慎太郎さんの経歴を見ると・・・
●衆議院議員
●王子製紙取締役
●日本鋼管取締役
●日本勧業銀行(みずほ銀行の前身の1つ)
●日本航空輸送取締役
●日本石油相談役
●大日本麦酒取締役会長
●日本工業倶楽部会長
●日本硝子会社取締役会長
繋がり
ここまで見てきて、大手企業は何かしらの繋がりが多く、その親族や関係性で構成されてるのが見えます。
キリがないのでここまでにしますが、社会構造を把握しておくことは大切で、隠されてるわけではありません。
日常生活において調べる必要がないので知らないだけであって、だけど実際目にしたり手に触れるものは「社会構造」から作り出されているものがほとんどです。
私たちが既存の構造を批判したところで、大きく変わらないのは確かですが、知っておくことで、その背景を調べたり、自分で判断したりする習慣を付けるのに役立ちます。
与えられた情報を鵜呑みにせず、調べたり、自分で判断することは簡単です。目を向ける場所をしっかり定めながら進んで行きましょう。