金と悪のイメージ
今回の記事もお金の話題です。
日々尽きない強奪や詐欺のニュース
企てをしている人、実行している人、情報を提供している人
様々な人が絡み合い、事件は起こっています。
その一部は前回のzoomで話ししました。そして
「犯罪の実態は普通の生活の中にある」というのは岡田斗司夫さんのこの動画で語られています。
印象に残るのは「情報を流している側は悪いと思っていない」の部分です。
社会構造
福祉事業やリフォーム業者など個人情報を扱う「中の人」が副業のつもりで情報を売ってしまう背景は今の社会構造にあると考えました。
なかなか給与が上がらない時代の中で、目の前の、手軽にお金を得る情報に誘導されてしまいます。
そこで、どれくらい所得が上がっていないか見てみましょう。
過去記事では所得税から、みんなどれくらいもらっているのか(所得)について調べてみました。↓↓↓↓
SNSで頻発するお金配り一般人・・・
みなさんも1度は見たことあるかもしれません
「現金プレゼント企画」
!?
ロケットニュースさんで体験取材されて記事になってました。
「世にはびこるお金配りアカウントの目的は「オプトインアフィリエイト」というもの。アフィリエイトの進化版で、メールアドレスを登録すると紹介者に報酬が入るものらしい。」
「かなりの数まで増殖しているお金配り一般人に共通して言えるのが、「自分はコロナ禍で生活が苦しい人のために私財を投げ打っている」というスタンスをとっていること。」
「自分が引っかからないのはもちろんのことだが、こうした被害者を1人でも減らしたく本記事を執筆した次第である。」
マネーミュール
実際にお金が振り込まれるケースもあるようです。
しかし・・・
「別のネット詐欺の被害者から同口座へ100万円が振り込まれた後、詐欺師は「当選者」にもう一度連絡し、「間違えて振り込んでしまったので返金してもらえないか」と言います。その際に「手数料として10万円をあげるので手渡しでできないか」と持ち掛けるのです。一度当選し、実際に振り込まれたことがあって信頼しているため「当選者」は話に乗ってしまいやすい状況です。
手数料を引いた90万円を詐欺師に渡すことで、「当選」者は最初の当選金数万円と10万円の手数料が手元に残るわけですが、実際は犯罪に加担させられたことになるのです。
これは「マネーミュール」という手口で、詐欺師が犯罪で得たお金をマネーロンダリングするときに使います。犯罪収益の運び屋として、犯罪に加担させる詐欺手口です。」
NHKも2020年に特集を組んでいました。
「現金プレゼント企画に応募して、見えてきた構図。それは、まず企画の運営者は、ネットに幅広く拡散するツイッターで応募者の関心を引き、続いて個別にやり取りがしやすいLINEに誘導。そこで、情報商材の広告を送りつけ、業者から広告費として報酬を得る。現金プレゼント企画をいわばエサにして情報商材の勧誘へとつなぐ、「情報商材のアフィリエイトビジネス」だった。」
今でもあるアカウント
ツイッター検索で「現金 配り」で検索すると、まだまだアカウントがあります。
インスタグラムやTikTokではどうなのでしょうか?
労働力調査
話を戻して、そもそも労働力の実態はどうなっているのか、総務省のページから2022年12月(1月31日掲載)のデータを見てみます。
・正規の職員・従業員数は3571万人。前年同月に比べ4万人(0.1%)の減少。3か月ぶりの減少
・非正規の職員・従業員数は2144万人。前年同月に比べ35万人(1.7%)の増加。11か月連続の増加
・役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は37.5%。前年同月に比べ0.3ポイントの上昇
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf
総じて雇用は増えていて安定しているようですが、非正規は11か月連続の上昇です。
独立したり契約になったり「働き方が変わった」点がこの数字に出ていると思います。
会社に安定的に雇用されてる人口は減っている印象です。
ここからは個人意見です
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