大学定員割れ
特に私立大学
私立大学の定員割れが過去最高になったという話題です。
「定員割れの私立大学が過去最高の47.5%となった2022年度、近年の18歳人口の減少にもかかわらず、私立大学の入学定員は増加しており、大学間の競争は激化。各大学が入学者を確保するため、多くの合格者を出したようすがうかがえ、受験生にとっては追い風になっているという。」
運営費の減少の補填
定員割れすると、入学費や授業料などの収入が減るため、定員を増やして生徒を確保しようとしているにもかかわらず減っています。人口が減っているので当然の流れですね。
そこで費用の補填策として取り入れられ始めた「大学債」
「筑波大は7日、大学債を発行すると発表した。額は200億円で、発行日は19日。償還期限は40年。」
「同大資金調達・運用課は「国立大を取り巻く財政状況は厳しく、筑波大では自主財源の多様化で強化を図っている」と説明。大学債の発行については「いま以上に社会で必要とされる存在になるためにも、新たな事業に投資し、基盤を強化する必要がある」と話した。」
筑波大の大学債は年利1.619%
「債券の愛称は「筑波大学社会的価値創造債」利率は年1・619%償還日は2062年3月17日」
https://www.tsukuba.ac.jp/about/disclosure-public/university-bonds/pdf/outline.pdf
償還期限40年ということは満期が40年後ということです。
筑波大が今後どうなるか、誰にもわかりませんが、もし運営できなくなった場合はどうなるのでしょうか。
大学債は始まったばかりなので社債の場合で調べました。
ここから先は
経済勉強会 noteと月1回のzoomで開催
これまで店舗で行ってきた経済勉強会をコチラのnoteマガジンにて集約させます。毎月300円で気になる話題や経済の色々、世界情勢などをデータ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?