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空き家と相続診断アプリ
経済勉強会を始めた当初から話題にしていたこの問題は、相続など手続きの焦点になります。
わかっていたこと
新築を作り続ければ、空き家が増えるのは誰でもわかります。
建てる側からすると、建て続けなければ利益が出ないので終わりませんね・・・
これから起こりうる不景気により「売れない」状況になるとリフォームに向かい、新築より空き家活用になる可能性もあります。
空き家バンク
自治体がやっている空き家バンクがあります。
しかし、民間企業との連携はまだ進んでいません。
例えば、アットホームのページには655の自治体が参画していますが、佐世保市はまだのようです。
https://www.akiya-athome.jp/buy/42/
総務省のページから、全国の自治体数は1718あるので民間との連携は38%ということになります。
「兵庫県丹波市の空き家バンク「住まいるバンク」への登録物件数は減っており、「空き家は増えているのに、物件が少ない」ミスマッチが生じている。バンクのホームページは閲覧数が多く新規物件を掲載すると見学希望が入る。」
「掲載件数の減少について、市内の不動産業者は「好まれる、手を入れずに住める物件が少ない。リフォーム費用が高額になりそうなものが多く、手頃な空き家がなかなかない」と言う。また「需要はあるが相場は下がっている」とも。気に入った物件でも飛びつかず値段が下がるのを待っているのだそうだ。」
次はコメントから抜粋です
「移住したいのに、空き家はあっても住む家がみつからないというのは、深刻な問題です。空き家が古くなっている場合
「薪でわかすお風呂で、さすがに住めなかった」という話も聞きました。
もう1つ、地縁のない都会の人に家を貸したり売ったりしたがらない場合。家の持ち主がよくても、近所や親戚が認めないということも。」
まだ始まったばかり
いくつか掲載したように、活用できていない自治体が大半でのようです。
なんとかしたい行政と実際に手放す側の「意識」がバラバラな状態です。
行政と手放す側の中間に細かい情報を共有したりアドバイスできる機関が、あればいいと感じました。
例えば、現在状況の見える化を図ることで問合せが増えたり、迷っている人の背中を押せるかもしれません。
手放す側は素人です。空き家バンク利用は相続や実家どうする問題が先延ばしになった結果が多く、行政手続きや親族間の話し合いも含めて先導する人が必要です。
実際には人間関係や心理的時間的な要素も多く話がまとまらない場合も多いのでしょう。
ここからは考察が入ります
なかなか進まない行政手続きや親族間の問題は
●仲が良い悪い
●言った言わない
●よくわかっていない
など些細な部分も多く、財産分与も含めて揉めていると他の親族は関わりを拒否したり更に悪化したりするものです。
結局、進まないまま誰かが亡くなったりすると更に複雑化します。
誰かに決めてもらってその指示に従う
行政書士や弁護士など第3者から、法に基づいた判断で助言され、それに従って進めるやり方は以前からあったものです。
これからは人(行政書士や弁護士など)のスケジュール調整や関係優位性などがない「AI自動判定で人物の指定」が進むかもしれません。
指示とスケジュールが出てくれば、問題解決への道筋が見えるので頭の中が整理され、関係者の判断が明確化します。
指示とスケジュールを誰が出すか
人が出すか自動で出るかの差です。
ただ、人間関係の細かいところを考慮すると答えのない場合も出てくると思います。その場合は人で良いと思います。
それでも「AI判断による相続や手続きの指示とスケジュール」で前に進む事例が多くなれば空き家問題の何割かは、これまでより早いスピードで前へ進みます。
今は人を利用するしか選択肢がないので費用やスケジュール調整などで止まってしまいます。
アプリで要件や状況を入力し判断が付くようになれば早そうです。
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