債券と金利
※ご注意※
今回の記事は自分の勉強のためにまとめてみました。認識に間違いがある可能性がありますので、ご自身でも検索などお願いします。またご指摘などございましたらコメントにてお願いいたします。
社債や大学債に続いてESG債のニュースが出ています。
様々な債券があり、そして次々と債券ニュース出ている感じがしています。
これまで取り上げてきた記事を張っておきます。
・大学ファンドと大学債
・社債
・電力会社の社債
なぜ、債券が注目されているのでしょうか
ニュースのコメント欄から抜粋
「民間金融機関が販売しているSDGsファンドやESGファンドもありますが、通常のインデックスファンドとの違いが不明確だったり、リターンが振るわないファンドも散見されます。一方で、地域にダイレクトに投資されて成果が見えやすい自治体ESG債は今後も拡大し、これからの時代の大義に合った有力な投資先となるでしょう。」
安定感
「ESG債の発行が相次ぐ理由は相場の悪化局面でも比較的安定した価格が期待でき、市場の需要が見込めるからだ。みずほ証券サステナビリティ推進部の和田正嗣氏は「ESG債は社会貢献の一環として買い入れる投資家が多く、価格下落(金利上昇)時にも売りが出にくい面がある」と指摘する。」
「世界の金融引き締めによる金利の上昇(債券価格の下落)で含み損を抱える国内投資家が多く、投資意欲は鈍い。企業側も調達コストが重くなり、発行に二の足を踏みやすい。」
結局は金利
金利がキーワードのようです。
身近な金利の話は過去記事でも書きましたが、今回は世界経済を引っ張るアメリカの金利に目を向けてみましょう。
アメリカ2年金利
アメリカ2年金利の週足です。2年先にどれくらい金利が上がるか?を反映しています。4.18%
5年金利
続いて5年金利 3.64%
10年金利
続いて10年は3.5%です。
日本1年金利
日本の金利1年週足です。
2年金利
5年金利
10年金利
債券と金利
日本の場合、まだまだマイナス金利なので銀行に貯金しておくより債券の方が金利が付くため魅力的だということなのでしょう。
一方で、アメリカの場合は既に夏前から金利が上がっているため債券価格が落ちてきました。
その金利上昇がピークを打ったのでは?ととれる発言がアメリカ中央銀行から聞こえ始めたため、その先はまた金利が下がり債券が上がる可能性を見越した魅力=またアメリカ債券が良いのではないか?という記事がでています。↓↓
長期化
上昇のピークについては、ここ数か月において、もっとも注目されている点で、今のところデータを見ていくしかない という見解が強いため、どうなるか判りません。
世界の金利
今のところ金利がマイナスなのは日本だけで、次いでスイスの1%、ユーロは利上げを示したばかりなのでまだ上がると思います。
世界の金利を見渡すと、日本はまだまだ低く債券発行の魅力があるので様々なものが発行されています。
いずれ金利は上げてくると思いますが、急上昇は考えられないため緩やかに進めるでしょう。10年でも0.25~0.26%です。
金利の世界は金融のベースになっていますので、こちらも引き続き見ていきましょう。
この記事の冒頭で出した大学ファンドは運用が重要です。10兆円規模の運用をどこにするのか?利率が良い投資先を変えながら成績を残していかなければならないため、世界の金利や債券をくまなく見渡して判断していることでしょう。
その重要な部分を占めるアメリカ金利、日本との比較、各国との比較を紹介してみました。
奥が深いため、この記事を書きながら間違いかもしれないという不安もありますが、一旦ここで止めて、また勉強します。
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